KCJK 気になる調査と実践の記録

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中日ドラゴンズ 2015-2016年 契約更改 ~ 大島洋平、平田良介、若松駿太 大野雄大など注目選手の年俸と成績を振り返る。

12月になりました。今年はWBSC世界野球プレミア12まであり、随分と長いこと我々野球ファンを楽しませてくれました。ようやくのオフシーズン、今度はストーブリーグの季節です。

今期は5位に終わってしまった中日ドラゴンズ。すでに契約交渉も多くが終了しています。チームとしての話題はレジェンドたちが一挙に抜けたこと。山本昌、谷繁元信、小笠原道大、和田一浩などかつて球界を盛り上げてきた選手が示し合わせたように一斉に引退となってしまいました。

このような状況のなか残った竜戦士の契約交渉はどうなるのか? 近年、中日ドラゴンズは高齢化と落合GMの手腕(とされている)により年俸総額がさがり下がりつづけています。おそらく今年もこのような状況は続くでしょう。その中に上がる選手、光を放つ選手はあるのか?

ドラゴンズで気になる注目選手たちの年俸がどうなるのか? 主力の選手たちの契約更改を短評感想形式で振り返ってみたいと思います。なお年俸は報道発表による推定です m(_ _)m

さっそく打者(野手)の契約更改からきましょう。

打者編 ~ 中日ドラゴンズ 野手の契約更改

森野 将彦 内野手 14000万 -3500万

森野将彦選手。野手の中では数少ない一億円プレーヤー、上の選手たちが抜けたので一気に明るみにでましたが、もう最年長クラスなんですよね。今年は不運な骨折がありました。しかもホームランがゼロ。かなり厳しい契約公開になることが予想されましたが、20%の減額に留まりました。

まだ森野を実力で上回る選手は出ていません。来年は怪我をはねのけてしっかり治療して今年以上の活躍をみせて欲しいと思います。

荒木 雅博 内野手 8800万 -2200万

荒木選手、アライバで名を馳せた1つ年上の盟友井端選手はジャイアンツで骨を埋めました。荒木選手は久しぶりに一億円の大台を割りました。打率.251、盗塁9と不本意な成績。まだ怖さはあるのですが・・・。亀沢の加入と活躍で厳しくなりましたが、荒木にはまだまだ現役で続けて欲しいと思います。

大島 洋平 外野手 9000万 +1600万

昨年冬は契約保留で話題を振りまいた大島選手。成績こそ打率.267、147で昨季を下回る結果に終わりましたが、今年も出場試合を確保するなどその働きが認められた形です。億プレイヤーになる価値はあるリーグを代表する選手。来年もその活躍に期待です。

平田 良介 外野手 7000万 +2300万

これから契約交渉です。大島選手と同じく昨年注目された平田の契約公開。今年はどうなるか? WBSCではすばらしい輝きを見せてくれました。

→ 1回目の契約交渉は保留です!大島と同じくらいで良さそうなのですが。銭闘員として十分な活躍ですね。

→ 2回目の契約交渉は1回目と変わらない提示でした。

そのまま判子を押して合意です。正直、渋すぎると思います。もう1000万上乗せしても良い選手だと思うのですが。来年FAですが流出しそう。

エルナンデス 内野手 

残留決定。これから契約交渉です。

ナニータ 外野手

残留決定。これから契約交渉です。

藤井 淳志 外野手 4200万 +1200万

FA権を持っている藤井選手。シーズン終了直後の報道では宣言も辞さないと感じでしたが残留は決めたようです。金額は1200万円増。今季勝負強さを発揮したことが評価されています。

堂上 直倫 内野手 1800万 -200万

堂上直倫選手は200万減でした。出場試合数、打撃成績ともに不本意でした。出場機会も守備固めが多かった。亀沢、遠藤など競争相手も増えてきた状況の中で輝けるか? ホント毎年期待ですが、来季にも期待ですね・・・。

高橋 周平 内野手 1600万 -200万

竜の未来を担う男、高橋周平内野手ですが、4年目は成績を落としました。なかなか思うように行かないシーズンでなんと年俸も減俸でした。シーズンオフですが、現在一軍台湾ウインターリーグに参戦しています。帯同日数の多い選手には珍しい状況です。

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大ブレイクを夢見るファンも多いです。来年こそは飛躍の年にしてください!

福田 永将 内野手 1500万 +850万

今年福田選手は春先にブレイクの兆しをみせてくれました。長打力が魅力な大砲候補。期待も込めて倍増以上の年俸をゲットしました。来年も楽しみな選手です。

亀澤 恭平 内野手 2000万 +1560万

ソフトバンクの育成から中日に入団してセカンドを勝ち取った男、亀澤恭平。350%超えの大幅増です。本当にびっくりする活躍でした。ソフトバンクのレベルの高さは亀澤のエピソードだけで分かる感じです。来年も活躍して欲しいと思います。

遠藤 一星 内野手 1500万 +500万

ドラフト7位の遠藤選手。6月の昇格後はショートのレギュラーに付きました。シーズン終了間際は離脱しましたが、その力は本物でした。来年もショートのレギュラーを取るように頑張って欲しいと思います。

暗い話題が多かったドラゴンズですが、福田、亀澤、遠藤など若手の飛躍の芽が見えたとしでもありました。無理やりな世代交代ともいえますがやはり、実戦って大事なのかな? と思う出来事でした。

松井 雅人 捕手 1800万 400万

桂 依央利 捕手 1200万 600万

武山 真吾 捕手 1200万 -100万

谷繁監督の代わりの捕手争いが激化した今年、松井と桂は使われる機会が大幅に増えました。まだ課題はいくつかありますが、順調に実戦の場を積んで育って欲しいと思います。

投手編 ~ 中日ドラゴンズ ピッチャーの契約更改

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岩瀬 仁紀 投手 3億 -2億5000万

さて今オフ契約交渉面であまり良くない意味で注目されてしまうのは岩瀬投手でした。

かつての守護神も今シーズンはプロ入り初の登板無しでした。実は引退も考えていたようですが、投げられる見込みがたっため契約することに。年俸は史上2番目の減額幅、2億5000万円の減額でした。

プロ野球ファンとしてはもう一度マウンドに立つ岩瀬の姿見たい。ただそれだけです。

山井 大介 投手 12000万 

山井選手は3年契約の2年目であり現状維持です。昨年の最多勝から一転・・・今期は4勝に終わってしまいました。自己ワーストの12敗と心配される年となってしまいました。年齢からも盛り返すのは楽なことではないと思われますが、なんとか復活して欲しいですね。

浅尾 拓也 投手 9800万 -2200万

浅尾投手、登板機会が多かったです。盛り返してきたようにも見えます。ただしかつての伝説的な浅尾投手でもなく普通の中継ぎ投手という感じでした。それでも嬉しいことは嬉しい。

一億円からの減額はやむなしだとは思います。ピッチャーとして投げすぎることの怖さを教えてくれた浅尾投手。すこしでも長く活躍してほしいと思います。

吉見 一起 投手 8910万 -1530万

 吉見投手。3勝0敗、0.94ですがわずか8試合の出場でした。8900万でのサイン。浅尾投手、吉見投手と2011年を支えた投手の怪我は見ていて複雑な思いがありますね。本人は契約更改のインタビューで期待するなといってましたが、やはり期待はしてしまいます。肘さえ万全ならば。来季はそうであってほしいと思います。

バルデス 投手

これから交渉です。

バルデス投手、年齢を感じさせない非常にいい投手でした。今シーズンは22試合に登板、防御率3.18と安定した投球でした。しかし可哀想なのが勝ち運のなさ。なかなか勝ち星がつきません。消されてしまうのです。

来年も残留のみ込み。今年ほどの不運はないでしょうからそのままいい数字を残してもらいたいと思います。

大野 雄大 投手 1億800万 +6300万

これから交渉です。もっとも楽しみな投手ですね。3年連続二桁勝利でどこまで伸びるか? これで伸びなかったらFA即移籍しても仕方ないよね。

→ ばっちり伸びました。ついに大台到達です。ドラゴンズの一億円プレーヤーは激減していましたが新たに大島が加わりました。おめでとうございます。

福谷 浩司 投手 4000万 -500万

福谷投手。抑えの座を任されましたが炎上することが多くマイナス500万でした。はっきり言って正念場ですね。このままだと来季も抑えは難しいのではと思います。

又吉 克樹 投手 4500万 500万

又吉投手は今年も大車輪の活躍でした。500万増でサインです。ドラゴンズは一軍に試合に出ることを数字以上に評価する球団ですね。ただ投げさせ過ぎというのは本当に心配になります。無事であってくれと願ってしまう登板でした。

祖父江 大輔 投手 2600万 -400万

昨年は十分な数字だった祖父江投手ですが、今年は期待ほど一軍在籍が少なかった。マイナス400万でのサイン。それでも前半のボコボコの防御率から良く防御率2.70まで回復したなとは思います。数字は去年よりうえですから、地力はあります。来年に期待ですね。

田島 慎二 投手 4200万 1400万

岩瀬が怪我なため福谷が守護神、それが今年の路線でしたが福谷が炎上を繰り返す不安定さだったため2軍に。その後中継ぎで結果を出していた田島投手に白羽の矢がたちました。十分に役割をはたし、一軍でも64試合に登板した実績が評価されて1400万円アップです。おそらく開幕から守護神田島でいくことと思います。来年にも期待です。

若松 駿太 投手 3600万 +3050万

今年は6月のプロ初勝利から一気に連勝を重ねて、終わってみれば10勝4敗の素晴らしい成績でした。横浜DeNAベイスターズの山崎康晃投手がいたために新人王はなりませんでしたが例年なら獲得も間違いない好成績でした。

そして評価も十分。550%増の3050万となりました。素晴らしいですね。

岡田 俊哉 投手 3400万 1000万

中継ぎとして大活躍だった岡田投手。50試合なげて防御率1.57という素晴らしい成績でした。個人的にはかなり有望だと思っているピッチャーです。評価1000万増。もうちょっと上げてもいいかなと思ってます。勝手な話ですけど。引きつづいて来年も活躍して欲しい選手です。

プロ野球 2016年 開幕戦 ~ 中日ドラゴンズのスタメンオーダーと開幕投手予想 - 気になる調査と実践の記録

スポーツマガジン 2015年 12 月号 [雑誌]

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レジェンドの軌跡 山本昌の32年

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月刊ドラゴンズ 2015年 12 月号 [雑誌]

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 ★2016年シーズンの各球団の契約更改情報

東京ヤクルトスワローズ 2015-2016年 契約更改 

読売ジャイアンツ 2015-2016 契約更改

阪神タイガース 2015-2016年 契約更改

広島東洋カープ 2015-2016年 契約更改

中日ドラゴンズ 2015-2016年 契約更改

横浜DeNAベイスターズ 2015-2016年 契約更改

福岡ソフトバンクホークス 2015-2016年 契約更改 

北海道日本ハムファイターズ 2015-2016年 契約更改

千葉ロッテマリーンズ 2015-2016年 契約更改

西武ライオンズ 2015-2016年 契約更改

オリックス・バファローズ 2015-2016年 契約更改 

東北楽天ゴールデンイーグルス 2015-2016年 契約更改