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2020年 横浜DeNAベイスターズのスタメンと開幕投手予想 シーズン開幕戦について

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この記事では横浜DeNAベイスターズの開幕スタメン・投手予想を行う。開幕戦のカードや日程についても確認していきたい。

横浜DeNAベイスターズは2019年のプロ野球シーズン、DeNA球団となって以降初の2位で終えた。

着実に強くなっている証であるものの、主力以外の戦力の弱さ、HR頼みの打線などが露呈して後1歩で巨人を捉えることはできなかった。特に調子の波の差が激しく、シーズン序盤は10連敗を喫したかと思えば、そこから2ヶ月で貯金10近辺まで巻き返すという安定感のない状態だった。

昨年は大きな戦力補強がなかったが今年は新外国人のタイラー・オースティンやマイケル・ピープルズ投手の獲得を早々と決めている。

ラミレス監督はとてもクレバーな監督だ。現状戦力でなんとか工夫して勝とうとする意思が見える。いっぽうそれは極端な起用となるため、後々歪みが出てくる。5年目。その歪みを抑えつつも続投条件と見られる優勝を手にすることができるか大いに期待される。

横浜DeNAベイスターズ 2020年 開幕予想

なんと言っても数年に渡りチームの中心となって来たキャプテン筒香の離脱が大きい。個人的には体調さえ整えばMLBに通用する技術はあると思っている。

従来の主軸、筒香ロペスソト宮崎の通称BIG4が解体となってしまう。ただこの4人の打線は全員足が遅いという欠点があり、どうしても重くなってしまいがちだった。もしかするとバランスはよくなるかもしれない。

しかしFAでの移籍が心配された伊藤光は残留が決まったのも好材料だ。筒香が離脱したものの外野を中心に若手の競争は激しい。

投手陣はこれまで5年連続で投手即戦力ドラフト1位があたっている。山崎康晃、今永、濱口、東、上茶谷。これに2014ドラフト二位の石田を加えた投手陣は成功ドラフトの賜物だ。彼らが万全で揃った時には優勝を意識することができるだろう。

横浜DeNAベイスターズの開幕投手と開幕ローテーション予想

開幕投手は今永昇太

開幕投手はもちろんこの男。今永昇太だ。2018年シーズンの不振を断ち切り、より一層完成度が高い選手となった。昨年オフのオーストラリア遠征から侍ジャパンのWBSC2019プレミア12への参加など疲労が心配されるが、順当に行けば今永が大きくリードしていると見て間違いないだろう。

<参考> 近年の横浜DeNAベイスターズの開幕投手
2012年 高崎
2013年 藤井
2014年 三嶋
2015年 久保
2016年 井納
2017年 石田
2018年 石田
2019年 今永

二年連続の開幕投手の座は固い。

 開幕ローテーション
  • 今永昇太
  • 濱口遥大
  • 東克樹
  • 上茶谷大河
  • 平良拳太郎
  • 井納翔一

開幕ローテーション6名は上記の通り。ドラ1軍団4人は確定。扱いが難しいのが石田健大となる。昨シーズンは中継ぎから先発まで大車輪の活躍。しかも安定したピッチングを見せてくれた。中継ぎの経験を生かした先発石田をしっかり見たい気持ちがある。

平良拳太郎はシーズン中盤の状態が戻れば有力候補。

もっとも悩むの6枚目候補だが井納は個人的には欠かせない。まだベテランだからと引っ込まずにローテの座を勝ち取って欲しい。

新外国人のピープルズはキャンプの状態によっては開幕週使うこともあるかも知れない。その場合エスコバー・パットンとの競争になる。

大貫真一は昨年先発枚数が苦しいなか予想以上の活躍をしてくれたが、対左の被打率が高すぎるなどわかりやすい課題もあった。克服して井納のあとを継ぐ右腕の軸となれるか期待がかかる。

飯塚・京山・坂口など球団から期待されてる感のある「高卒右腕組」は昨年実績から一歩下がった位置にあると見ている。綾部は解雇となったがこの素材型高卒を獲るドラフト戦略で獲得した選手たちから、ローテ先発となる選手が一人は欲しい気持ちもある。

横浜DeNAベイスターズの開幕スタメン予想

  1. (中)神里和毅
  2. (三)宮崎敏郎
  3. (ニ)ソト
  4. (一)ロペス
  5. (左)タイラー・オースティン
  6. (右)梶谷隆幸
  7. (捕)伊藤光
  8. (遊)大和
  9. (投)今永昇太

ラミレス監督の十八番である8番投手はとりあえず考慮せず。大和と伊藤光が並んでいた時は大きく機能していた印象がある。

まずセンター争いだが、神里和毅が桑原将志との争いを制した感がある。守備の安定感は及ばないものの範囲はリーグトップクラスだ。1番に置きたい。

続いては筒香の代わりにタイラー・オースティンを加えてNew BIG4 を配置した。もっともタイラー・オースティンは未知数であり、リリーフ投手陣との兼ね合いもあるため期待を込めてだが、MLBのプロスペクトだけあって序盤は積極的に使っていくと考えている。

必然的に2番強打者となる配置だが宮崎敏郎は2番でも柔軟にこなしていた。ソトは2番はあまり合っていなかった。

ライトは梶谷隆幸。正直昨年は序盤不調があったとはいえ、二軍に漬けすぎたと考えている。梶谷の力はまだ他の若手日本人外野手よりも上。

 

捕手は伊藤光で決定。もちろん戸柱嶺井高城の力は必要だが伊藤に比べると攻撃面での物足りなさが目立つ。

遊撃手は大和。大和は2年間レギュラーを張ってきたが明確な課題がある。体力不足になると明らかに成績が落ちる。柴田が控えているのでこれまでよりも休ませるなどの対応をとって欲しい。そうはいっても開幕のスタミナMAX状態では大和で文句はないだろう。

若手をどう使うか?ベイスターズの課題

タレントは揃っているが、ポジションが少し空いていない。ソトは二塁ならば柴田の出番はなくなる。外野ならば佐野恵太や細川、楠本などの打撃センスの高い若手が使えなくなるので悩ましい。

佐野はロペスの後釜になれる存在だと考えているので一塁含めて出来る限り出番を確保して上げたい。

伊藤裕季也も悩ましいところ。50打席程度ながら4本 .288の好成績を残した。宮崎と競争できるような力をつけて欲しいが、今年はまだサブになりそうだ。

2020年 新加入選手

  • タイラー・オースティン 野手
  • マイケル・ピープルズ 投手
  • 高城俊人 捕手(出戻り)

ロペスは球団から残留要請はしているので残る前提で考えている。ソト・ロペスに加えてもう1枚大砲候補となる外国人を獲得したのは大きい。マイケル・ピープルズ投手はバリオスのようなポジショニングになると思われる。

高城は残念ながらオリックスを戦力外となってしまったが、古巣復帰となった。嶺井戸柱と比べて打力で劣るも、山口俊や濱口などコントロールに難がありイレコミやすいピッチャーの制御ができた捕手なのでプラスになるだろう。

2020年 ベイスターズ開幕戦

  • 日程:2020年3月20日(金)
  • 球場:東京ドーム
  • 横浜DeNAベイスターズ vs 読売ジャイアンツ

初戦はジャイアンツ戦。おそらく山口俊か菅野が立ちはだかるだろう。昨年首位チームとの対決を制して勢いに乗ることが出来るかとても楽しみな好カード。

今年は東京オリンピック地元開催の影響のため、いつもより開催が1週間早い。その他中断期間等の確認はこちらの記事でどうぞ

★ 各球団の2020年開幕スタメン予想やってます。

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全球団の開幕戦日程はこちら。

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また昨年開幕スタメンオーダーのおさらいはこちら。

⇒⇒⇒ プロ野球 開幕戦 スタメンオーダー結果 【2019年版】 - KCJK 気になる調査と実践の記録