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【プロ野球】 ドラフト会議 2016年 一位指名選手候補と結果

プロ野球の2016年、ドラフト会議の日程は10月20日、すなわち本日開催される。

「第一巡選択希望選手」のアナウンスに始まるプロ野球ファンとしても試合外のとても大きなイベントの一つだ。ドラフト会議の結果、即戦力の選手を獲得することはここ数年チームの成績に大きく影響を与えており要注目である。

近年のドラフト雑感

2015年ドラフト一位の選手は横浜DeNAベイスターズ今永、オリックス・バファローズ吉田、阪神タイガース高山、中日ドラゴンズ小笠原慎之介など社会人・大卒・高卒問わず一軍で結果を出している選手も多い。

今年もどんな選手が注目を浴び、プロ野球選手の切符を得るのか? また各球団としてもどのような戦略を立てて選手を指名するのか非常に楽しみである。ドラフトはチーム編成の方針を如実に見ることが出来る機会。弱いところを即取りにいくのか?競合を避けて独自の編成をするのか?も注目である。

プロ野球全体の傾向としてドラフトの指名がチームの浮沈に大きく関わっている。例えばセリーグ優勝を果たした広島東洋カープや悲願のCS出場を決めた横浜DeNAベイスターズはこれまで「弱い」とされてきた、奇譚なく言ってBクラス争いをしていた球団である。躍進の理由としてチーム全体としてのたゆまぬ努力は勿論だが、ドラフト制度の改革(逆指名・大社・高卒別ドラフトの廃止)が要因の一旦であると思われる。

独自路線(囲い込み)によって有力選手を確保してきたジャイアンツもここ数年は力のある選手を確保することが出来ずベテランの力に頼る状況が続いていてチーム力は落ちている。

平等に均等に戦力が割り振られる本来の形が整って来た現在、ドラフトはとても重要プロ野球ファンとしてもとても楽しみなイベントである。

ここではドラフト会議で上位指名されうる注目の選手と昨年の振り返り、各球団の指名結果を記載していく。

17:00 リアルタイムで更新

2016年 ドラフト 注目選手

  • 田中正義 投手
  • 寺島成輝 投手
  • 佐々木千隼 投手
  • 山岡泰輔 投手
  • 柳裕也 投手
  • 吉川尚輝 選手
  • 京田陽太 選手

などが上位指名のある選手として注目を集めている。

なんといっても注目は田中正義投手に尽きる。実力と規格は折り紙つき。素人目に見ても只者ではないのが分かる。ドラフト的には田中投手にどの程度の球団が競合を覚悟してして指名するかが注目である。5球団は競合するのではないかと言われている。※本日のスポーツ紙では最大7球団競合との記事も出ている。

2016年 ドラフトの一位指名結果

17:00からリアルタイム更新!!

ドラフト一位結果

オリックス 山岡泰輔
中日 柳裕也
楽天 藤平尚真
ヤクルト 寺島成輝
西武 今井達也
阪神 大山悠輔
ロッテ 佐々木千隼
DeNA 濱口遥大
ソフトバンク 田中正義
巨人 吉川尚輝
日本ハム 堀瑞輝
広島 加藤拓也

経緯

■第一順指名

田中正義は5球団競合

オリックス 山岡
中日 柳
楽天 藤平
ヤクルト 寺島
西武 今井
阪神 大山
ロッテ 田中
横浜 柳
ソフトバンク 田中
巨人 田中
日本ハム 田中
カープ 田中

中日と横浜で柳裕也投手が競合
ロッテ、ソフトバンク、巨人、日本ハム 田中正義投手が競合

以外なところで阪神の大山、そして巨人も田中に特攻。

抽選結果

→ 柳 は中日ドラゴンズで確定!
→ 田中は福岡ソフトバンクホークスで確定

■ ハズレ一位

ロッテ 佐々木
横浜 佐々木
巨人 佐々木
日本ハム 佐々木
カープ 佐々木

ハズレ1位は佐々木投手がロッテ、横浜、巨人、日本ハム、広島の5球団全部の指名を受ける

→ 佐々木は千葉ロッテマリーンズで交渉権確定

■ ハズレ一位 ( 二回目)

横浜 濱口
巨人 吉川
日本ハム 堀
カープ 加藤

以降の結果についてはTBSにて確認できる。ネットでのリアルタイム中継もある。育成枠までキッチリ中継してくれるのでテレビよりも安心できる。ネットで視聴が可能な方はこちらをおすすめしたい。

プロ野球ドラフト会議2016|TBSテレビ

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<参考> 2015年ドラフト振り返り

ヤクルト
1位 原樹理 投手
× 高山俊

読売
1位 桜井俊貴 投手

阪神
○1位 高山俊 選手

広島
1位 岡田明丈 投手

中日
1位 小笠原慎之介 投手
× 高橋純平

横浜
1位 今永昇太 投手

ソフトバンク
○1位 高橋純平 投手

日本ハム
1位 上原健太 投手
× 高橋純平
× 小笠原慎之介

千葉ロッテ
○1位 平沢大河 選手

西武
1位 多和田真三郎 投手

オリックス
1位 吉田正尚 選手

楽天
1位 オコエ瑠偉 選手
× 平沢大河

 2015年のドラフトから一年が経過した今振り返ると、一位指名される選手は即戦力と呼んで差し支えない選手が多かった。競合は高橋純平投手や高山俊選手、平沢大河選手で発生している。真中監督がくじを間違えて判別してしまいガッツポーズを先走ってしまったのも記憶に新しい。さらにはシステムトラブルで中継がグダグダだったのも思い出される。

阪神タイガースや横浜DeNAベイスターズが上位から下位指名まで結果を出したのではないかと言える。

 

果たして今年指名される選手たちや球団の来年の今頃はどのような評価になるのか? 数年後まで含めても長い時間かけて楽しめるのがドラフト会議というシステムの素晴らしさでもある。

●●● 2016年ドラフト会議で指名された選手の中から開幕一軍を掴み取る選手は現れるのか? 早くも待ち遠しい来シーズンの開幕は3月31日である。

プロ野球 2017年シーズン ~ 開幕戦・公式戦の球場・日程

ドラフト関連書籍

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証言 プロ野球ドラフト会議50年

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