KCJK 気になる調査と実践の記録

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きになったコト、調べたコトをどっかんどっかん書いていきます。野球ネタ、ITネタなどをさまざまにお届けします。

USB3.1が登場! 対応機器やUSB2.0やUSB3.0との比較を分かりやすく説明します。 2016年版

2016年です。「USB3.0」が登場してしばらく経ちました。

今は長らく普及してきたUSB2.0に変わって、発売されている様々なパソコンのポートに「USB3.0」が搭載されだしたいわば普及の時期といえるでしょう。

そんな中最近耳にすることが増えたのが「USB3.1」というUSB3.0を拡張した規格です。当然USB3.1という名前の通り、USB3.0を改良したものだということが分かります。

ですが一体どのような点が異なるのでしょうか?

パソコンや周辺機器を買う時に迷いがちなポイントが規格の違いです。そのせいで新しいのを買うことをためらってしまうことありますよね。というわけで迷った方のために簡単ではありますが、整理してみたいと思います。

この記事の内容

以下の通りの流れで説明していきます。簡単に読めるようにしているつもりですが、お急ぎの方はそれぞれの項目までサラッと流し読みしてください (*^◯^*)

  • USB3.1とは?
  • USB2.0、USB3.0との比較
  • 普及状況
  • 増設方法・対応マザーボード
  • 対応機器

*2016年2月25日 更新

USB3.1

まずUSBとは何でしょうか? 「ユーエスビー=Universal Serial Bus」 の事です。日本語に意訳すると「全てに共通な接続方法」くらいな感覚です。パソコンには様々な規格がありますが、出来る限り統一した形で接続出来るようにしましょう!という意図の下で発展してきたわけですね。

USB3.1はその最新版の規格というわけです。

策定は2013年の7月31日という「できたてホヤホヤな規格」です。

 USB3.1規格のスゴイところその① 「速度」

「SUPER SPEED PLUS(Gen2)」という非常に高速にデータをやり取りできるモードがあります。これは最大のデータ送信速度が10Gbpsという超高速です。

USB3.0は5Gbpsなのでなんと2倍の速さになっています。

近年はHDDの容量も増えています。

【USB・ポータブル・ネットワーク】 迷わない!外付けハードディスクの選び方 2016年版 - KCJK 気になる調査と実践の記録

しかしそれなのに保存するデータも増えています。HDサイズの動画だったり、ハイレゾと呼ばれる音楽ファイルだったり、写真のRAWデータという大きなファイルサイズだったり。大容量のファイルの転送が明らかに早くなる。このデータ転送速度が10Gbpsに強化された事実は大きいです。

もちろんUSB規格の特徴でもある下位互換性があります。

■ 下位互換性とは?

パソコンが持つ口(ポート)がUSB3.1でも、従来のUSB1.1、USB2.0、USB3.0の周辺機器を利用できるということです。これはありがたいですよね。昔の機器が使える。もうすぐUSBが登場して20年になりますが、最初に策定した人々の智慧の成果だと思います。

USB3.1規格のスゴイところその②「新コネクタ USB3.1 Type-C」

と最初に策定した人々を褒めてみましたが、USB最大の失敗点が一番普及しているサイズのコネクタであるTypeAコネクタの形状です。

そうです。あの悪名高い「上下の区別が付かない長方形のコネクタ」です。上下さかさまだと思って向きを変えてもつながらないという、貴重な皆さんの時間を捨ててきたあの現象。

その解消のために「USB3.1 Type-C」という新しいコネクタが用意されています。この新コネクタは上下(裏表)の区別なく差すことができます。

CHOETECH USB-C & USB-C Cable (1m) タイプCケーブル 急速充電 データ転送 新しいMacBook , ChromeBook Pixel , Lumia 950xl/950,Nexus 5x/6p , Nokia N1 Tablet, Oneplus 2 その他の USB Type-C機器に対応 (USB 2.0、ブラック)

こういう丸い形のコネクタなのでどちら向きでも差し込めます。さらにこの丸型の形状は摩耗に強いんです。かつてのMircro-Bコネクタよりも耐久性がかなり高いのが特徴です。スマホなど多くの抜き差しをする機器に向いています。

USB3.1規格のスゴイところその③「電気供給力のパワーアップ」

USBには電源の供給機能が付いています。今現在、大きめのHDDや光学ドライブを除いてほとんど周辺機器が外部電源無しで接続できていると思いますが、この電源機能がかなり強化されています。

なんと最大出力が20V✕5A=100Wまで強化されているのです。電源電圧が20VとノートPCのACアダプタレベルまで強化されています。

これにより、将来的には・・・

外付けHDDはもちろん、プリンターやスキャナー、ディスプレイと行った消費電力の大きい機器まで電源供給できることになります。またパソコンからパソコンの充電や給電が可能ということになります。

このことは「パソコンに関わる全ての機器をUSBだけで繋げる」というUSBの基本コンセプト実現の大きな一歩なのです。

転送速度 + 高出力電源ですべての機器をUSBで接続

パソコンって色々と訳が分からない線がついてますよね。

HDMIケーブル、USBケーブル、LANケーブル、電源ケーブル、Lightningケーブル、VGAケーブル、DVIケーブル、SATAケーブル、IEEE1394・・・

こいうった問題を解消するために実現したのが今回のUSB3.1という規格です。もっとも対応機器の問題からまだそこまで至っていませんが今後数年ですべてUSBケーブルで実現できる世界がやってくるでしょう。

■ おさらい「USB3.1 のすごさ」

  • 最大データ転送速度が10Gbps
  • 新コネクタTypeCコネクタでもう迷わず接続
  • 電源供給能力が最大 20V✕5A=100W
  • USBケーブルだけで電源を含めたすべての機器を接続できる世界はもうすぐそこ!

古い規格との比較(USB2.0、USB3.0)

USB2.0やUSB3.0との比較をしておきましょう。

▼転送速度

規格最大転送速度
USB1.1 12 Mbit/s
USB2.0 480 Mbit/s
USB3.0 5 Gbit/s
USB3.1 10 Gbit/s

 

▼最大給電能力 

規格最大給電能力
USB1.1 500mA × 5 V = 2.5 W
USB2.0 500mA × 5 V = 2.5 W
USB3.0 900mA × 5 V = 4.5 W
USB3.1 5000mA × 20V = 100 W

 ※USB3.0の最大出力は100Wとスゴイですが、ケーブルの対応が必要です。

上表をよく見ていただけるとわかりますが、今普及中のUSB3.0だって十分スゴイんですよ。データ転送速度はUSB2.0の10倍ですし、給電能力も倍になっています。この給電力の強化は大きく、ポータブル外付けHDDの安定動作が可能になっています。

2016年 USB3.1 の普及状況

 昨年2015年よりいよいよ普及が始まったUSB3.1ですが、徐々に搭載する製品が増えてきています。

その動きを作ったのがAppleのMacBookです。こちらはUSB-C形状のポートを搭載しています。USB3.1の規格です。ポートがこの一点のみという潔さも話題になりました。

つづいてWindowsPCでも搭載しているパソコンの出荷が始まっています。

こちらはASUSのWindowsタブレットPCです。本体側にはタイプCポートを搭載しています。

本体側の対応、これがまず第一ですがついに実用化されてきているわけです。

  1. 本体:パソコン・タブレット
  2. 本体:マザーボード
  3. 本体:デスクトップPC用増設カード
  4. 周辺機器: 外付けHDD・SSD 

2016年現在の搭載・増設方法

2016年現在、普及が始まってきたUSB3.1ですが、もともとUSB3.1ポートが搭載されているパソコンやタブレットを買う以外にも利用方法があります。

まずはPC自作派の方は当然、考慮されると思いますが対応マザーボードを購入することです。

USB3.1 対応マザーボード

 ASUSやMSIと言ったマザーボードメーカーが第6世代Core i7 対応マザーボードに糖鎖を始めています。

 

こちらはMSI、Mircro ATXサイズで低価格~普及価格帯の安いマザーボードです。実売¥9000以下で買えるUSB3.1マザーということで人気を集めています。

 

USB3.1ポートの増設

デスクトップPCの場合はカードによる増設方法もあります。PCI - Express x4を使って増設可能です。現在のおすすめカードはこちら、2015年末に発売された「SD-PE4U31A-AAL」です。

USB3.1のポートが二つ付いています。安価ですが品質が良いとの評判です。コストパフォーマンスは最強です。(2016年2月現在、2000円台で手に入ります!)

2016年現在の周辺機器

つづいて周辺機器の対応状況を見ていきましょう。

外付けSSD

 この春に登場するのが外付けSSDです。もろにUSB3.1の速度的な恩恵を受ける分野ですね。こちらは2016年3月に登場する「Samsung 外付けSSD 250GB T3シリーズ」です。 

 大容量データを持ち運ぶ機会も増えていますが、ポータブルHDDよりも速い、SSDはかなり時間効率が高いです。

軽量で耐久性に優れ、セキュリティ機能を標準搭載しているポータブルSSD T3を開発。どのような用途にも活用できるよう、250GB、500GB、1TB、2TBの4つのラインアップをご用意。

 サムスンらしい最先端の技術をいち早く投入してスタートダッシュを掛ける形ですね。サイズがほんと小さくかさばらず、セキュリティ面も強化されているのでビジネス用途にも最適です。

ラインナップも250GB、500GB、1TB、2TBが用意されています。250GBで¥17,980 ですね。

 外付けHDDケース

手持ちで開いているHDDやSSDを簡単に外付けHDDにしてくれるUSB外付けHDDケース。こちらの「裸族のお立ち台」シリーズはふざけたネーミングながら実用度がかなり高い製品。

センチュリー USB3.1接続 SATA HDD/SSDクレードル「裸族のお立ち台USB3.1」 CROSU31S

センチュリー USB3.1接続 SATA HDD/SSDクレードル「裸族のお立ち台USB3.1」 CROSU31S

 

 超高速!転送速度10Gbps(理論値)のUSB3.1に対応。従来のUSB3.0/2.0デバイスも接続可能です。UASP(USB Attached SCSI Protocol)対応。
2.5インチ&3.5インチ SATA 6G HDD/SSD、大容量8TB HDDに対応。

PC電源連動機能搭載。 

USB3.1ポートでの転送によってHDD側がSATA6Gbpsの理論値を余すこと無く使えるようになりました。これは大きいです。

USBメモリ

USBメモリも3.1対応のものが続々登場です。

 こちらは容量の割に価格がとても安い。値段が安いので躊躇なく買えますね。これからのUSBメモリは3.1対応があればそちらを選んで良い時代になりました。耐衝撃、防塵、防滴といった基本機能は抑えてある品質の良い製品です。

デザインや携帯性を重視するならばこちらのキャップレスの製品も小さくて格好良いです。

 変換コネクター

こちらは TypeCのポートを従来USBのTypeA コネクタの形状に変換する「変換コネクタ」です。MacBook や Chromebook などUSB Type Cを持つ本体において古い手持ちのUSB機器を利用するのに便利な製品です。このコネクタはハブでありながらも本体への充電機能を備えている製品です。

終わりに

その速度性能を活かすべく、外付けストレージ系の製品から展開が始まっています。今後はUSB3.1ならではの電源性能を活かした製品の登場と普及が期待されます。

新しく機器を購入するならばUSB3.1への適合というのも選択肢に入ってきますね。当サイトでも引き続き、USB3.1の普及状況や周辺機器についてチェックして行きますのでよろしく。

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