KCJK 気になる調査と実践の記録

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パソコン内蔵SSDの選び方とおすすめ機種 2016年版 【大容量・低価格が進行中】

パソコン おすすめ

2016年、SSDの価格がどんどん低下している。大容量化も一時期のハードディスクくらいのペースで進行している。

SSD=Solid State Drive ソリットステートドライブ

ハードディスクよりも高速に動作し、動作音や消費電力も少ないSSDだが容量あたり単価が高かったために自分のパソコンへの導入をためらっていた人もいるかと思う。

また導入してもメインドライブはSSDでデータ保存ドライブはHDDでという形の人も多かっただろう。この考え方は今現在も一般的であると思う。

ただ2016年、ここに来て趨勢が変わりつつある。500GB、1TBというメインドライブのみならずデータ保存にも使える大容量のSSDが登場し、容量あたりの単価が下がり続けている

ここでは「再考、SSD」ということで2016年現在のSSDの選び方やおすすめ機種について、どのような観点で買うべきか紹介していきたい。SSDを新調する際の参考にしていただければ幸いである。

SSDにまつわる問題

SSDを導入するのに当たりHDDとの一番大きな違いは価格と言えるかもしれない。問題はその価格差なのに「SSDの方が寿命が早い」ということが言われてきた。

その仕組み上書き込み回数に限りがあり故障してしまうという問題だがこの問題は解消されてきた。ウェアレベリングという分散書き込みの技術が発達したのが大きな要因だ。

現在ではSSDとHDDで寿命を比較した際にHDDの優位性はないと言えるだろう。

SSDのメリット

あらためてSSDのメリットについても整理しておこう。高速、低消費電力という特徴の他に「耐衝撃性の高さ」があげられる。HDDは駆動部を持つ。内部ではディスクが回転している。高い位置から落としたりした場合は使えなくなるリスクがある。反面SSDは多少の高さから落としても大丈夫だ。駆動部がない分消費電力は低いと言える。

SSDの選び方

最近のSSDの低価格、大容量化を支えているのがTLCタイプのフラッシュメモリーの登場だ。SSDは書き込み方式により性能が異なるといわれてきた。TLC、MLC、SLCという方式が存在する。

SSDのSLC、MLC、TLCの違い

この違いについて簡単に整理しておこう。SSDなどのフラッシュメモリーは一つのセルと呼ばれる領域にデータの読み書き制御を行っている。セルで読み書きするデータサイズの違いによりSLC、MLC、TLCの3種類の方式が存在する。

  1. SLC Single Level Cell
  2. MLC Multiple Level Cell
  3. TLC Triple Level Cell

SLCは一つのセルに1bit、MLCは一つのセルに2bit、TLCは一つのセルに3bitのデータを保存する。名前の通りで理解すると覚えやすい。

SLCの方が通常は早い。MLC、TLCとbit数が増えるに従い書き込み速度が遅くなるのが定説。

しかしSLCは単価が高く、一般的なPCと向けの製品は発売されていない。MLCとTLCが現在の主流である。TLCの方が容量あたりの単価が大きい。その分価格も安い。ただこちらの技術も進化しておりTLCの読み書きもどんどんと高速化されている。

SATA2 SATA3の接続方式

こちらはSSDの接続方法というよりも「取り付けるパソコン側の問題」であるが速度に差がでる。

あらためてSATA2の規格でSATA3対応のSSDを接続しても、動作はするが最高速は出ない。SATA2規格自体の速度がボトルネックとなるためだ。

  • SATA2 3Gbps(300MB)
  • SATA3 6Gbps(600MB)

最新のパソコン、マザーボードであればSATA3ポートで接続されているが、古いパソコンの場合はSATA2接続しか用意されていないこともあるので注意が必要だ。

ただ改めて強調するが「SATA2しかないPCにSATA3対応のSSDを接続しても問題は無い」。これまでHDDで接続していたのであれば十分に換装することによる恩恵は受けることが出来る。

SSDのサイズ(容量)

SSDの容量について確認しておこう。SSDでは容量表記がHDDと異なるステップで記されている場合がある。

例えばHDDは128GB→256GB→512GBという形で製品が用意されている。しかしSSDの場合は120GB→240GB→480GBと少し小さいサイズで展開されている。これはどうしてなのか?

答えは予備領域と呼ばれるエリアの存在のためだ。例えばSSDもHDDと同じように256GBとという形で製品上にはフラッシュメモリーが存在する。しかし16GBを予備領域=不良時代替領域として予め確保しおくのである。このことにより寿命が増すことになる。

今現在の容量分布

SSDは容量が小さいほど値段が安い。今は容量で分類すると4つのカテゴリーの製品が用意されている。

  1. 120GB-128GB
  2. 240GB-256GB
  3. 480GB-512GB
  4. 960GB-1TB
120GB-128GB

最初の120GB-128GBのクラスのSSDは低価格帯だ。

 こちらのサンディスクのSSDは現在は5000円以下で手に入る。120GBはOS領域として最低限運用可能なラインだと思う。60GBクラスのものは現在のデスクトップOSを入れるには不足は否めない。できればもう少し容量が大きい方が良い。

240GB-256GB

 メインドライブにするならば240GBあったほうが良いかも知れない。240GBのSSDというとかつては値段も馬鹿にならないくらい高いものだった。今もそのイメージの方がいるかも知れないが冒頭で伝えた通り値段は安くなっている。値段は7000円前後である。

もしSSD未体験の人がいるならば容量あたりの単価のパフォーマンスも良いこのクラスの製品を購入して試してみることをおすすめする。

 480GB-512GB

480GB-512GBはいわゆるハイエンドと呼ばれる領域だ。各社高速化技術の粋が集まっていると言える。

SanDisk SSD Extreme PRO

SanDisk SSD Extreme PRO 480GB [国内正規品] メーカー10年保証付 SDSSDXPS-480G-J25

SanDisk SSD Extreme PRO 480GB [国内正規品] メーカー10年保証付 SDSSDXPS-480G-J25

 

 値段は20000円前後であり、容量あたりの単価は高くなってくる。

シーケンシャル読出し速度 : 最大550MB/秒、シーケンシャル書込み速度 : 最大515MB/秒
ランダム読出し速度 : 最大100K IOPS、ランダム書込み速度 : 最大90K IOPS

さてこのSSDと似ている製品もあるがランダム書き込み速度、ランダム読み出し速度が違う。

480GB-512GBあればメインドライブとしても十分余裕のある運用が可能となる。ゲームやアプリケーションなど大容量のソフトをいれても安心だ。

価格は低価格化が進行中

2014年時点では240GB-250GBのSSDが1万3000円程だったのでかなり低価格化は進んでいる。今後も注目していきたい。

ケーブル

 SATA3対応ケーブルも忘れずに用意しておきたい。ケーブルはどんなものでも良いがあまりに安すぎるものだと動作が不安定になることもある。わたしも一度遭遇しケーブルを変えたら治ったことがあった。以下のような実績の高いケーブルを選ぶと良いだろう。

サンワサプライ 下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SL

サンワサプライ 下L型シリアルATA3ケーブル 0.5m TK-SATA3-05SL

 

外付SSD

余談だが外付ハードディスクの分野においてもSSD化は進んでいる。250GBという十分な大容量で高速、SATA3とほぼ同等のスピードであるUSB3.1規格対応の外付SSDが登場している。

バッテリー消費

SSDの大きなメリットの一つとして低消費電力があると上に述べた。特にノートパソコンなど持ち運ぶ端末に関してはSSDにするのが良い。個人的な体感になるがSSDとHDDではSSDの方が消費電力が低く、バッテリーは長持ちする。

ではSSDの容量差によるバッテリー消費量の違いはあるのか?これも体感となるが有意差は無い。

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