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確定申告・所得税をクレッジトカードで払ってみた。国税クレジットカードお支払サイトの使い方。

みなさん、確定申告はお済みでしょうか?

大変な計算と申告書の作成が終わったら所得税(申告所得税及復興特別所得税)の納付です。

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さて、2017年から国税のクレジットカードでの納付が可能になりました。

当然、3月15日締め切りの平成28年度申告分の所得税の納付もクレジットカード払いが可能になっています。

これまでの方法に加えてカード払いになってますます便利になりましたね。

  1. 現金で税務署窓口納付、銀行など金融機関納付
  2. コンビニでバーコード付き納付書による納付
  3. 預貯金口座から振替納税
  4. インターネット上でクレジットカードでの納付 New!!

今回は新しいカードでの納付について試してみました。とても簡単に出来ましたが一応やりかたなどを残しておきます。

2017年3月 新規作成

所得税は「国税クレジットお支払サイト」で払う

クレジットカードで支払いが可能になりましたが、場所はインターネット上になります。窓口や金融機関でカード払いすることは出来ません。

納付はこちらの国税クレジットお支払サイトになります。

国税クレジットお支払サイト

※URLは「kokuzei.noufu.jp」です。政府機関が通常使う 「go.jp ドメイン」を使っていないので物議を醸しましたが国税庁のホームページからもリンクされている正しいサイトです。国がトヨタファイナンスに委託して運営されているサイトです。

国税クレジットお支払サイトの使い方

[手続名]クレジットカード納付の手続|納税証明書及び納税手続関係|国税庁

公式の説明はこちらを見ていただくとして、以降はサイトのキャプチャを交えながら確定申告分の所得税の納付のやり方について説明していきます。難しいところはないので迷わないとは思います。

1.利用規約の確認

トップページには手続きの流れと注意事項が書いてあります。

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 理解したら中段にある「上記の注意事項を確認しました」にチェックを入れます。

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利用できるカードのブランドも豊富ですね。さきほどのチェックをした上で「同意」を押します。

2.納付情報の入力

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氏名、住所、電話番号の必要事項を入力します。納付先税務署は郵便番号を入れて「お近くの税務署ボタン」を押すと近くの税務署から選べるようになるので便利。

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納付税目 がドロップダウンで選択できます。

ここではじめてどの種類の国税を納めるか選択できるわけですね。

今回は所属税なので「申告所得税及復興特別所得税」を選択します。

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課税期間(自)は3月15日締め切りの2016年分の納付であれば「平成28年」を入力します。

申告区分は「確定申告」を選択します。こちらもドロップダウンで選べます。

本税 合計額 に「確定申告書の納付金額を数字で入力」します。上の画像の例の10000円は適当な数字ですのでご注意。

3.クレジットカード情報の入力

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カード番号、有効期限、支払い方法セキュリティコードを入力します。

支払い方法は一括払いのみならず分割払いやリボ払いも選択可能です。もちろんカード会社の金利かかるので注意。

セキュリティコードはクレジットカードの裏面にある右側3桁の数字です。

納付手続き完了メール欄にはメールアドレスを入力しましょう。入力は任意ですが、完了メールが送られてくるので入力しておいたほうが安心です。いつも使っているものが望ましいですね。

4.手続き内容の確認

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これまで入力した利用者情報、納付内容、クレジットカード情報などが確認できます。※上記画像は加工してあります^^

問題がなければ「納付」を押しましょう。

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ポップアップメッセージです。この時点で納付完了となりますので問題があればキャンセルしてください。

5.納付手続きの完了

ここで完了画面が表示されます。

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印刷ボタンがありますの完了ページを納付の証拠として印刷しておきましょう。

メールアドレスを入力した場合はこの時点でメールが届きます。

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このメールも大切に保管しておきましょう。

以上で終了です。

終了ボタンを押すと国税クレジットお支払サイトトップページに戻ります。

注意点

所得税のクレジットカード支払いは非常に簡単でした。迷うところは少ないと思います。

国税クレジットお支払サイトはセッション時間が短いです。セキュリティのためですがしばらく放置してると、再度最初から入力になります。また別のタブやウィンドウでサイトを開いてもセッション切れになるようです。(スクリーンショットをパチパチとっていたらなんどかなりました^^)

国税のクレジットカード払いはオトクなのか?

クレジットカードで支払えることのメリットは二つが大きいと思います。

  • 利用しているクレジットカードのポイントが貯まる
  • 家にいながらにして納付できる

まずはポイント。所得税のような大きな金額(ですよね!?)だとポイントも大量につけることができます。

ただし落とし穴があります。このサイトを利用する手数料がかかるのです。

納付税額 決済手数料(税込)
1円~10,000円 82円
10,001円~20,000円 164円
20,001円~30,000円 246円
30,001円~40,000円 328円
40,001円~50,000円 410円
※以降、10,000円を超えるごとに決済手数料82円が加算

ポイントをもらえてもこの手数料と相殺と考えるとあまり美味くないかもしれません。銀行で振り込んだ方が安い場合もあります。

ただなんといっても家にいながらにして納付できること。

これは大きいですね。

確定申告書の作成がギリギリになってしまったり、振込手続きを忘れたり、納付書が手元になかったり、金融機関が閉まっている時間帯だったりする場合に重宝します。期限をすぎると延滞税がかかってしまうのでお急ぎの人におすすめです。

他にも通常のクレジットカード払い同様に分割払いが使えたり、クレジットの明細書に記載されるのでお金の管理がラクだったりのメリットもあります。

おわりに

平成28年分の確定申告と所得税納付の締め切りは

2017年3月15日(水)です。

所得税納付がまだの人はぜひサイトでのクレジットカード払いを検討してみてください。非常に簡単ですのでおすすめです。 

図解・表解 確定申告書の記載チェックポイント(平成29年3月15日締切分)

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いちばんわかりやすい確定申告の書き方平成29年3月15日締切分―――マイナンバー対応2017年版

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