悲報!STAP細胞作れず。
去年世間を騒がせたことといえば小保方さんのSTAP細胞論文の研究不正問題ですが、海外のグループが計133回の再現実験ですべてSTAP細胞を作れなかったとの報告、ネイチャーに発表されたようです。
正直それはそうだと思うのですが、このような実験をきちんと追試する姿勢というのがすばらしいと思いますね。発表した以上はきちんと確認しなくてはならない。いったいこの件でどれだけの人の手をわずらわせることになったのかと考えると趣深い。
多国籍グループの検証
ハーバード大のジョージ・デイリー教授らの報告によると、再現実験は米国、中国、イスラエルの計7グループが実施。STAP細胞の作製方法は、論文に掲載された以外にも共著者で同大のチャールズ・バカンティ教授らが発表していたが、どの方法でも成功しなかったという。
きちんと実験をしたのがご苦労さまですといった感じですね。嘘をつくということの影響のでかさが大きいです。
この件って小保方さんを攻めるわけじゃないんですけど、なんでこういう事件が起きてしまったのか?なんで不正をするような研究者が力を持つに至ったのか?というところがきになるんですよね。ちょっとゲスい視点かもしれないですけど。
理研では、第三者で組織する委員会からの提言などを受けて、再発防止に向けた取り組みをしてる最中らしいけど、結局どこかで語ってもらうしか手段ないんでしょうね。