プロ野球はファイターズがセリーグ優勝のカープを破り日本一に輝きました。
長いようで短かったプロ野球シーズンが終わり、春までの長い長いオフシーズンに入りです。ここからは来年に向けてのチーム作りや選手たちの休養とトレーニングの日々。しかしながら早くも来年が待ち遠しいです。
2015年シーズン、元来の破壊力のある打線と投手力が噛み合いリーグ優勝を果たした東京ヤクルトスワローズですが、2016年は一転Bクラスの5位に沈んでしまいました。
やはり原因は投手力。チーム打率は.256、総得点は594とどちらもリーグ2位の好成績。しかしチーム防御率は4.73と最下位。5位ベイスターズとですら1点近い差がある結果となりました。
2017年真中監督3年目となる東京ヤクルトスワローズが巻き返すことは出来るのか? 非常に気が早いですがFA市場や新外国人加入の結果が出る前の現時点での来シーズン開幕戦予想。スワローズの開幕投手やスタメンオーダーについて書いていきます。
東京ヤクルトスワローズ 2017年開幕予想
スワローズについて語る際に避けて通れないのが怪我人の話。この段階では怪我人は無く皆万全でシーズンを迎える前提で書きますので楽しみでもあります。
※FA・新戦力加入の朗報があれば追記して更新していきます。
開幕投手
- 小川泰弘
開幕投手は小川泰弘です。
小川は2014年から3年連続でスワローズの開幕投手を努めています。しかしながら昨シーズンは目に見えて不調であり入団以来ワーストの成績となってしまいました。
打者が慣れてきたのか、小さい体での独特なフォームが勤続疲労を蓄積させるのかはわかりませんが好不調の波が非常に大きくなってきた印象です。余計なホームランを浴びるシーンも目立ちました。
課題の多い5年目のシーズンですが、ルーキイヤーに感じた彼がこれがずっとスワローズエースとして君臨していくという絶対的な投球が復活するか? 正念場となるシーズンです。
開幕ローテーション
スワローズの先発ローテーションは非常に厳しいです。ここ数年のドラフトの結果があまり芳しくない。 小川泰弘はともかくとして他にローテーション確実な投手があらわれない状況が続いてます。
- 小川泰弘
- 石川雅規
- 山中浩史
- 由規
- 館山昌平
- 原樹理
1番手は小川に続いてはやはり石川雅規。昨シーズンは不調ながらも通算150勝の大記録を達成。抜群の制球力でコツコツと勝利を積み上げる姿はワクワクします。 ベテランの域ではありますが今シーズンもシレっと二桁勝ってくれることを期待。
山中浩史は12敗と数字にこそ恵まれませんでしたが、ローテショーンを守りました。打線の援護があれば勝てていた、先発投手としての仕事を全うした試合も多かったです。2014年のトレードにて加入した際は新垣の方が大きく取り上げられ、山中はワンポイントリリーフのような使われ方になると思っていた人も多かった。しかし新垣のほうが先に退団という形になりました。2017年シーズンも独特なテンポの変則投球で楽しませて欲しい。
ここからが悩ましい。まずは由規。長い怪我との戦いから1771日ぶりの復帰登板を果たしました。先発として勝利を上げることも出来ました。
館山昌平も劇的な復活を遂げた投手であり、昨シーズンこそ奮いませんでしが、もう一度主力として活躍して欲しい。
ドラフト1位の原樹理はチャンスは多く与えられ序盤は良い投球だったと思います。怪我による痛みもあり中盤以降は残念なピッチングでしたが、一軍でも通用する片鱗はみせたと思います。今シーズンこそ万全で望んで欲しい投手です。
次点で実績のある成瀬となります。
スワローズの投手陣は怪我がちでありここで上げた選手も一年間のローテということで希望を多く含んだ状態です。今年も補強ポイントとして新外国人選手を獲得するでしょう。情報が入り次第更新して行きます。
開幕スタメンオーダー
投手陣に対してスタメンオーダーは比較的明確に決めやすい。怪我という要素はありますが、打力と守備ともに力があるチームだと思います。
- (中)坂口智隆
- (三)川端慎吾
- (二)山田哲人
- (左)バレンティン
- (一)畠山和洋
- (右)雄平
- (遊)西浦直亭
- (捕)西田明央
- (投)小川泰弘
リードオフマンはセンター坂口智隆、オリックスから移籍一年目ですがレギュラーとしてポジションを掴み取りました。スワローズとしては良い補強でした。
2番は川端慎吾。昨シーズンは怪我による離脱や不調がありながらも終盤しっかりと3割に乗せてきました。
3番は山田哲人。2年連続のトリプルスリーという偉業をまるで当然のように決めてしまいました。 後半死球を受けて以降目に見えて調子を落としたのが心配です。しっかりケアしてシーズンを迎えて欲しい。
4番はバレンティン。現時点で本人としては残る意志があるようですが、球団としては高額な年俸がネックとなり即契約とはいかない事情があるようです。残留が決まれば当然4番です。怪我がちなヤクルト野手陣の中で離脱が少なかったのも地味にポイント。 来季への期待は大きい。
5番ファーストは畠山。昨シーズンは畠山の離脱でファーストのポジションが固定できませんでした。今年は復活をかけるシーズンとなります。
6番雄平。脇腹痛の離脱がありましたがシーズン終盤帰ってきてホッとしました。打率も3割近辺で終わりました。波はありますがここ数年確実な成績を残していると言えます。
7番ショート西浦。終盤は大引からレギュラーを奪い取った形になりました。72試合ながら本塁打7本なので長打力も期待できます。サード、ショートの守備も確実にこなしています。
8番キャッチャーは西田。中村悠平が正捕手をがっちり掴んだようにも見えましたが打撃面、そしてリード面でも残念な結果となりました。西田が先発マスクを被る試合も増えていきました。期待したいのはその長打力。西浦同様に7本。
怪我なく万全なシーズンを迎えれば本当に怖い打線です。
リリーフ・勝ち継投
- 村中恭兵
- 松岡健一
- ジョシュルーキ
- 守護神:秋吉亮
秋吉亮の成績は非常に安定していました。オンドルセクが抜けてからというもの守護神をつとめました。侍ジャパンにも選出されました。登板数が多いのが気がかりなところです。
ルーキは残留が決定との報道が出ています。手薄な中継ぎ陣の中でもしっかりと仕事をした選手。
先発投手陣とともに中継ぎも強化ポイントです。バーネット、オンドルセク、ロマンと揃っていた2015年の再現を目指して外国人ピッチャーの補強が急務です。
開幕カード 日程
2017年3月31日(金) 18:00
球場:神宮球場
東京ヤクルトスワローズ vs 横浜DeNAベイスターズ
東京ヤクルトスワローズはホーム開催権があります。2015年に手にした優勝のおかげです。対戦相手は横浜DeNAベイスターズです。
ヤクルトはやはり投手陣の不安が大きいことは否めません。しかし2015年シーズンも当初は同様の下馬評であったと思います。野手に関しては(怪我による離脱を除けば)最高の打線です。噛み合えば再び上位争いすることも十分ありえます。
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