2010年代、スマホ時代の電源関連のNo1サプライヤーといえば Anker です。ACアダプターやモバイルバッテリーなど高品質でしっかりとした所有欲を満たすデザインを兼ね備えている気鋭のメーカーです。
Anker はモバイルバッテリーのファーストチョイスに上がるメーカーですが、Anker らしくも新しい面白い新製品の発表がありました。このルックス、素敵。
Anker PowerHouse
Anker PowerHouse という名前のポータブルバッテリーです。
モバイルバッテリーと呼ぶには大きすぎますね。ポータブル電源。スペック上の電源容量はなんと120,600mAh となっています。Anker の普及価格帯のスマホ・タブレットなどの用途に使えるモバイルバッテリーは13000mAh ですから約10倍の大容量ですね。
出力方式
特徴としては多数の出力方式があります。
- USBポート
- ACコンセント
- DCシガーソケット
通常のUSB ポート(PowerIQ 対応)が4ポートに加えて、ACのコンセントとDCシガーソケットが付いています。
USB ポートからスマートフォンを約 40 回、AC コンセントからノートパソコンを約 15 回フル充電可能。またキャンピングライトであれば連続約 100 時間、ミニ冷蔵庫は連続約 7 時間、TV なら連続約 4 時間使用が可能です。
キャンプや災害時などに活躍
冷蔵庫やキャンピングライトの例が上げられているようにアウトドア用途での利用も想定されています。リチウムイオン電池ならではの小型なサイズです。
またデザインも良いです。アウトドアや工業用のポータブル電源は無骨なデザインも多いです。Ankerらしい迷わず使えそうなシンプルなデザインは購買意欲をそそります。
Anker は今回の新製品の被災地である熊本へ寄付することを決めています。スマートフォンが安否の確認や情報の収集に大きく役立ったという話も聞きます。
発売日と価格
とてもおもしろそうな本製品です。2016 年 6 月 6 日からの発売予定。気になる価格は 50,000 円(税込) とのこと。やはり少し高いですね。
気になる点デメリットは?
価格はともかく、災害用というからには常にこのバッテリーをフル充電しておく必要があります。容量も大きいので満充電まで時間もかかりそうなのが気になります。
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今回の製品はとても面白い製品ですが、そのサイズが活かせる場面は限られるかも知れません。私としてはごく小規模なイベント事の際に使えるかもと考えています。
それとは別に災害時のバックアップバッテリー、特にスマホの充電用と考えるとやはり一人ひとりが通常のモバイルバッテリーを準備しておくのが確実でしょうか。