2016年のプロ野球キャンプも2クール目に入り、各球団ともに紅白戦や練習試合のスケジュールが組まれるようになって来ました。
ここでは紅白戦の結果について簡単にレビューしていきたいと思います。
横浜DeNAベイスターズ
2月7日 宜野湾
2月7日、球界のスタートを切るのがベイスターズの紅白戦でした。
■ スコア
横浜紅|100010|1
横浜白|103000|1
6回制 先発 三嶋 vs 砂田
■ スコアプレイ
- 1回表 松本K26が三嶋からホームランを放つ
- 1回裏 飛雄馬が紅組先発の砂田からタイムリーヒット
- 2回裏 新人青柳 初ヒット!
- 3回裏 飛雄馬が3ランホームラン!
- 4回表 ピッチャー三嶋に代わり福地
- 4回裏 ピッチャー砂田に代わり平田真吾
- 6回表 ピッチャー福地に代わり小林
- 6回裏 ピッチャー平田に代わり萬谷
■ 短評
K26は一打席目に三嶋からホームランを放つスタート。その三嶋は悪くは無かった。失投はこの1球のみでした。白組で調子が良かったのは飛雄馬、やはりパンチ力のあるバッターです。ウインターリーグの練習にも参加した成果が出ているもよう。石川の出遅れにより混沌としている内野争いならば開幕のチャンスは十分でしょう。
ピッチャーは砂田は安定せずでしたが色々試しているようでした。右打者は課題。福地はとにかくボール先行なのが気になった。小林寛ももう少しピリッとしないと厳しい。よかったのは萬谷です。球がしっかりと指にかかっている印象で王者の投球でした。
この時期相対的にピッチャー不利なので生き残りについて話すのは気が早いですね。
2月11日 宜野湾
次の試合は木曜日、同じく宜野湾市立野球場での開催となります。スタメンが発表されています。
1(二)山下 1(右)関根
2(中)渡邊 2(中)梶谷
3(右)荒波 3(左)松本
4(左)筒香 4(三)ロマック
5(三)飛雄馬 5(一)白根
6(一)柳田 6(遊)倉本
7(指)嶺井 7(指)黒羽根
8(指)桑原 8(捕)高城
9(捕)戸柱 9(二)百瀬
0(遊)柴田 0(指)網谷
*(投)国吉 *(投)石田
→田村→久保裕也→小杉 →三上→田中
横浜紅|0102000|3
横浜白|1000100|2
■ 短評
1回 梶谷のHRで先制、2回 筒香のHRで同点と筒香、梶谷コンビのHRがで幕を明けました。はっきり言ってこの二人は実力抜けてますね。梶谷は見た目にも分かるくらい増量していました。パワーになっていると良いですね。
飛雄馬は引き続き好調です。一軍はもう固いでしょう。
先発は国吉は持っている球はいい。でも時々荒れる。石田は多分ローテ当確です。驚きだったのが2番手の育成田村、6人でピタリとおさえています。
三上はこれからといったところ。ちょっと荒れていました。
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阪神タイガーズ
2月11日 紅白戦(宜野座)
試合前に金本 vs 下柳の懐かしの対決があります
阪神紅|001 000|1
阪神白|022 000|4
紅:岩貞、秋山、二神、歳内
白:藤浪、岩崎、鶴
■ 短評
藤浪は156km出しました。どこまで伸びるのか。
打つ方では注目の新外国人マット・ヘイグがマルチ安打です。また元ドラフト一位の北条もマルチ。陽川にもソロホームランが飛び出しています。
中日ドラゴンズ
2月11日 紅白戦(北谷)
注目は岩瀬の復帰登板です。
中日紅|0 0 0 0 0 2 0 0 0|2
中日白|0 0 0 0 0 0 2 0 0|2
紅: 山井、雄太、ネイラー、ジョーダン、祖父江、阿知羅、鈴木、川崎、吉田-木下、松井雅
白: 岩瀬、浅尾、大野、岩田、武藤、浜田智、山本、岸本、三ツ間-桂、杉山、加藤
■ 短評
岩瀬の登板ですが、2安打無失点。一本は内野安打でした。この時期ということを考えると十分に仕上がっています。打線は周平がマルチヒット。そして実力派外国人のビシエドは無安打に終わりました。
とにかく岩瀬の姿みれたのは大きかった。打者陣はちょっとまだわからない。競争が激しくなりそうです。
読売ジャイアンツ
2月12日
紅白戦は12日に予定されています。レギュラー争いが熾烈な球団なので紅白戦から主力がガンガン出てくると予想されます。
→ 巨人の紅白戦が開催されました。
巨人紅|000 000 010|1
巨人白|000 000 400|4
■ 短評
ルーキーのドラフト1位、2位の二人が超上々の活躍をしました。まずはドラ1桜井投手。先発して2回無安打無失点です。さらにドラ2の重信選手はなんと3安打猛打賞でした。とにかく足が早いのも特徴。
試合は投手戦となりましたが終盤はドラ7ルーキーの中川投手が打ち込まれまして白組の勝利でした。中川投手6回の登板は無失点だったのでいいなと思ったんですが回をまたいで打たれました。残念。
村田選手が併殺でチャンスを潰していたシーンなど全体的には打線がちょっと心配かもしれません。
東北楽天ゴールデンイーグルス
2月7日 久米島野球場
ベイスターズと同じく沖縄キャンプの楽天。こちらは久米島になります。同様に本日から紅白戦スタート
楽天紅|020 000 0|2
楽天白|000 003 5|8
7回制
赤組は 安楽、浜矢、小野、高堀 のリレー
白組は 森、古川、加藤、大塚 のリレー
■主なスコアプレイ
- 6回 白組 片山博視内野手の3ランで逆転
- 7回 赤組 オコエ瑠偉の3ベースなどで5点追加
■ 短評
楽天にとっては明るい兆しが色々と伺えた試合だった。ドラフト3位ルーキー茂木英五郎と期待の和製大砲中川大志が2安打づつ放った。
野球ファンにとって嬉しいのは栗原健太のヒット!実践形式の中で結果を出した。さらに打者の注目選手はオコエ。こちらは3打席目までは凡退と「時間掛かるかもな」という印象だったが、4打席目に見事3ベースを放ってその予感を覆した。3ベースはやはり足が速いのも驚いた。余裕のセーフ。これは大きな武器になりそう。
投げては安楽智大、浜矢広大、古川侑利投手の投球が光った。
2016年 プロ野球 キャンプ ~ 紅白戦の結果とレビュー - KCJK 気になる調査と実践の記録
オリックス・バファローズ
2月9日 SOKKENスタジアム
オリックス・バファローズのキャンプは宮崎県で開催中。本日はキャンプ地のSOKKENスタジアムで紅白戦。
オリ紅|000 000 |0
オリ白|000 000 |0
6回、スコアレスドローでした。
■ 主なプレイ
- 山崎と松葉の投げ合いでスタート、先発は良かった。
- 大山投手も良い球を投げていた
- テスト参加の大田阿斗里投手も2回無失点
- 打線がちょっと不安
■ 次回の紅白戦
2月13日(土)開催です。
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広島東洋カープ
2月9日 日南市天福球場
カープの春季キャンプは宮崎日南。
カープ紅|000 0 |0
カープ白|000 0 |0
こちらは4回、スコアレスドローでした。
白投 中村祐-佐藤-藤井
赤投 中村恭-西原
■ 短評
鈴木誠也が良かった。守備でファインプレーと恐ろしいまでの強肩を披露。個人的な開幕予想を12球団やってますが、一番迷うのが鈴木誠也だけどやっぱ使わなきゃ勿体無い。
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また白組のピッチャー藤井皓哉も良かった。期待の19歳。エルドレッドと天谷を連続三振に取った球が良かったです。
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