2015年プロ野球もオフシーズン突入。各選手の移籍情報や契約更改の情報も色々と出揃ってきています。
さて、早々にあがってくるのが日本人選手たちよりも流動性の高い外国人選手たちの動向です。ここで色々と上がっている情報を選手毎に整理してみたいと思います。
対象選手
- ジェイミー・マロック 選手
- アーロム・バルディリス 選手
- トニー・バーネット 投手
- オ・スンファン 投手
- マット・マートン 選手
- ジェイソン・スタンリッジ 投手
- ブライアン・ウルフ投手
- エクトル・ルナ 選手
- ルイス・クルーズ 選手
- イ・デホ 選手
プロ野球、外国人選手の動向 2015-2016
ジェイミー・ロマック選手
新加入。NPB新加入のジェイミーロマック選手、横浜DeNAベイスターズ入団決定である。完全にアーロム・バルディリス選手の後釜としての加入。バルディリス選手はあるていど安定していただけに賭けにでた契約とも言えそう。もともとこの選手はリストアップしているという情報が複数球団であがっていた。それだけ日本球界への適応もできそうという評価なのだろうか。
アーロム・バルディリス選手
退団。バルディリス選手。横浜DeNAベイスターズ退団です。ちょっとさびしい。ただサードである程度の成績は残せる。取り組み姿勢は極めて真面目。あと1年頑張れば日本人契約(外国人枠から外れて契約可能)と日本への適用力も証明済み。という選手だ。守備範囲の狭さ、足の遅さ、好不調の激しさが気になるところであるが欲しい球団はあると思う。
報道では広島東洋カープ、今江の抜ける千葉ロッテマリーンズが興味を示している。
トニー・バーネット投手
東京ヤクルトスワローズ退団。今年は圧倒的な安定感で東京ヤクルトスワローズの優勝に大きく貢献したトニー・バーネット投手。堂々のセーブ王のタイトルを引っさげてメジャー移籍を目指している。安めの譲渡金も魅力なので争奪戦になるだろうと考えている。
バーネットの言葉はとてもありがたい。「スワローズのおかげでふたたびメジャーに挑戦出来る人間であることが確信できた」というような言葉。是非チャレンジを成功させてほしい。
呉昇桓 投手
2年に渡り阪神をささえてきたオ・スンファン投手もメジャー移籍を目指している。現在渡米中。阪神としては残って欲しいところあり、引き続き残留交渉を続けているようだ。ファンとしてはメジャーに移籍して欲しい思いがある。あの石直球がどこまで通用するのかは純粋に楽しみだ。
阪神も藤川球児獲得はあったが、守護神復帰とは限らない。藤川次第ではあるが・・・、それよりもスンファンに引き続き在籍して欲しいところもあるだろう。
マット・マートン選手
阪神タイガーズは6年もの長きに渡りチームに貢献してきたマートンとの契約をむずばないことを発表した。
実績はあるが今年の不調はこれまでにないレベルで衰えが心配されることと、メンタル面でたびたび問題を起こすことなどで手を上げる球団があるかどうかは気になるところ。また非常に高額な年俸もネックとなるだろう。今年の成績だと半減しないと欲しくはならないところだ。ただファンには人気がある選手なので、営業面を考えての取得もあるかもしれない。取れる球団は限られてくるだろうけど。
ジェイソン・スタンリッジ投手、
福岡ソフトバンクホークス、退団のみこみ。スタンリッジ選手は2年連続二桁勝利という、ホークスの2連覇に大きく貢献した選手でもあるが、退団が発表された。日本シリーズでも登板して勝利していただけに不思議ではある。防御率がネックになったのだろうか?
今後の動向が楽しみである。
ブライアン・ウルフ 投手
同じくソフトバンクホークス、ウルフ投手は昨年大活躍だったが今年は手術の影響があり、成績は振るわなかった。残念である。
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エクトル・ルナ 選手
中日ドラゴンズ、ルナ選手も退団の見込みである。理由はチームの若返りのためということだ。今年の中日のオフは本当に思い切って世代交代を強制的に進めている感がある。
一昨年、昨年と3割を大きく超える打率であり、ベストナインにも選出される活躍だったが今年は3割に届かなかった。日本への適用もあり足も悪く無い特徴があるだけに手をあげる球団はありそうだがどうなるか?
ルイス・クルーズ 選手
千葉ロッテマリーンズ退団の見込み。すでに後任選手選定の報道がでている。圧倒的な内野守備からチームのCS進出へ貢献したクルーズ選手。契約終了だが、条件面で折り合わない模様。
クルーズ選手自体は日本球界でのプレーを望んでいる。守備の良いの選手ということで欲しい球団は多く、楽天イーグルスなどがすでに興味を示しており今後の動向が要注目だ。
そして千葉ロッテマリーンズ。内野の要であるクルーズと今江の退団が決定的となっているのは痛いところだ。後任選手の名前として韓国サムスンに在籍するヤマイコ・ナバーロ選手があがっているがどうなるか?
李大浩選手
まちがいなくホークス優勝の立役者の一人である李大浩選手。現在はWBSCプレミア12で韓国代表として戦っているがそれが終わるとメジャー挑戦にむけて動き出すと思われる。韓国代表でも4番を務める強打者。韓国のチームメイトもメジャー挑戦者が多数噂されているだけに、李大浩選手も思いが増すところはあるだろう。
ホークスとしては契約延長の打診はしているようだ。大リーグ球団との交渉次第だが、希望する条件がなかった場合はホークスと再契約との見込みがある。
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以上、今年は日本で実績のある外国人選手たちの退団が多くなかなかおもしろい状況になっています。馴染みがある選手が何処で活躍するのか? 今後とも目が離せないですね。
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