ゼロ秒思考=0秒思考という本が以前から話題になっている。
自分の観測範囲でも何度か上がるので整理しておきたい。
0秒思考とは
マッキンゼーで14年間活躍した赤羽雄二氏が手掛ける思考法。様々な問題は即断解決する「問題解決能力」についての技法である。問題解決能力は必要な能力、悩まないで出来るだけはい決断することはその礎となる。
この能力。エリートビジネスマンが持つ能力のような気がして尻込みしてしまうことがだが、実は訓練次第でだれもが身につけることが出来るというのがキモ。
0秒思考の訓練方法
A4の神を用意して一日10枚メモをとることというのが方法だ。
- A4の用紙を用意する
- 一分間でかく
- タイトルを入れる
- 日付を入れる
- 一行20文字
- 4から6行程度を目安に
なるほど。なんとなくシンプルだ。ただやってみると分かるのだが以外と難しい。
ゼロ秒思考の難しさはその時間の短さなにある。まず当初の目的である即断即決。そのために時間の制約を設けるというのは必須事項である。しかしその1分という時間がものすごく短い。
- タイトルの付け方で悩む
- ペンがおもったほど動かない
- 字が汚い
- 1行20文字に行かない
- 漢字が思い出せない
- 3行出来たら良い方
こんな感じだった。やってみると分かるのだが・・・。
最初に驚いた結果
まず最初に感じた効果をあげておく。一分という時間があまりに短い。すなわち貴重な時間であるということを思い出す。じっとしているとき。電子レンジの終了を待つような一分とは価値、濃度が違う。
私は鉛筆を持つゼロ秒思考特訓を何度かためしたが、その後起こったのが普段使っているPCのタイピングを早くしようという意識だ。それも何かに突き動かされるように湧き上がってきた。これにはとても驚いた。普段の作業にさっそく影響しているのだ。
同じテーマで取り組め
ゼロ秒思考は著書でも言われているが、同じテーマについて何度取り組んでも良い。つまり考えておくことを繰り返すことによって結論を出しておくのだ。人間考える前は億劫になる。かんがえてしまえばすぐなのに取り組まない。この状態を避ける効果が非常に高い。
テーマだけあらかじめ、考えておけ。
ふとペンを取りテーマから考え始めると、重要でないテーマから取り組んでしまう気がする。本当に考えたい、考えるべきことに取り組んでいないのではないかという疑念が湧いてきて筆を鈍らす。(これは深層意識てきに出てきテーマだから、ふっと湧いたもののほうが重要なのかも知れないので考えどころ)
そこでテーマを予めきめておいて、それをどこかにメモしておくという習慣をとったほうが良い。そのメモのなかからきちんとゼロ秒思考で対応するべきテーマを選び、ゼロ秒思考メモのセッションの時間をしっかり取って取り組むのが効果た高いと思う。
ゼロ秒思考メモ。おすすめである。
私もまだ始めたばかりだがこれからも取り組んでいきたい。脳のスイッチが入ると思う。そのうちに本当にゼロ秒で決断できている状態ができるかも知れない。