速報！阪神タイガース石崎剛投手、千葉ロッテマリーンズの高野圭佑投手トレード

交流戦明けから各球団トレードの動きが活発になっています。

本日も阪神タイガースと千葉ロッテマリーンズとの間で交換トレードのニュースがありました。

阪神の石崎剛投手（28）とロッテの高野圭佑投手（27）との交換トレードが両球団で合意に達したことが3日、分かった。早ければ、4日にも両球団から正式発表される。

石崎剛投手と高野圭佑投手の1対1の交換トレードのニュースです。

少し驚いています。

阪神は豊富で非常に強力な中継ぎ陣が特徴のチーム。パワーピッチャーを揃えています。トレードがあるとしたら出番の少ない選手をつかって野手を獲得すると思ったのですが、投手とのトレードとなりました。

石崎投手は実績のある選手。

2014年ドラフトで社会人から阪神に入団した5年目の選手。

1軍登板試合数は合計50試合ですが、2017年後半は主力として活躍。侍ジャパン、野球日本代表にも選ばれています。強力な直球が持ち味の選手。

しかしその潜在能力の高さとは裏腹に怪我がちなのも事実。今シーズンも昨年の怪我の影響から出遅れており、一軍登板数は2試合にとどまっています。

2軍では好成績を残しており今季コンディションは上がっている状態です。ロッテとしては潜在能力の高い、侍ジャパンにも選ばれた好投手の獲得。うまく回ればセットアッパーのような立場でも活躍できる能力を秘めた石崎選手の加入は大きいでしょう。

高野が獲得したのは高野圭佑投手です。

こちらは2015年ドラフトにて社会人経由で入団。今年4年目の右投投手。

通算41試合登板ですが、昨年に17試合登板するなど順調に伸びてきた選手です。ただ今年は2試合の出場機会にとどまっています。

高野選手も速球が武器の選手。一軍出場時の数値的な実績では石崎投手の方が上ですが、阪神の中継ぎ投手育成の手腕でさらにパワーアップが期待できるかも知れません。

このトレード阪神側の思惑が読めないのです。正直なところ石崎選手であれば補強ポイントである野手とのトレードでそれなりの選手を獲得できると思ったのですが。

まだ球団発表の段階ではなく、ニュースでの発表なので人数が増えた2対2のトレードや、野手とのトレードの可能性もあると見ています。正式発表待ちでしょうか。

ひとまず結論を出すなら、石崎選手の出場機会を増やそうとしてあげようというなんらかの配慮があったこと、高野投手はまだ若く今シーズンだけでない大ベテランの域に達した藤川や能見以降を見据えての活躍も期待できるので長期的視野をもあるのかも知れませんね。

各球団交流戦終了後のトレードが活発化しています。

近年はトレードが増えていて、それなりに好結果となるような状況です。ファイターズに移籍した宇佐美選手は積極的に起用され、既にヒーローインタビューを受けるような活躍をしています。

オリックスに移籍したモヤ選手は第一打席で特大の気持ちのよいホームランを放っています。

石崎投手、高野投手も今後の活躍が楽しみです。

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