今年は2016年、東日本大震災から5年が経過した。あの甚大な被害をもたらした地震の記憶は薄れることは無い。また昨年も水害や土砂災害が発生した通り日本で暮らすということはそれだけで災害と隣合わせということである。
基本的には自然には逆らえない。しかし備えをしておく必要はある。
備えとは2点
- 災害に対する心構え
- 災害に対する物理的準備
災害は起こるものとして考えておくべきである。大きな揺れが発生したら津波を警戒し避難するなどの意識。年次での訓練や家族での避難ルート、集合ルートの確定など形骸化させてはならない。
その心構えを持ったうえで物理的準備を施しておこう。具体的には防災グッズの準備だ。日々アップデートしておこう。各メーカーからも様々な防災用品が準備されている。
一番重要なものは水
災害時に一番大切なものはなんと言っても水である。人は食事をせずとも数日は生きることが出来るが、水が無くては厳しい。ましてや災害に巻き込まれた状況、渦中においては体力の消耗も激しく通常時よりも水の重要性は大きくなる。
断水などに備えて「飲料水」を確保しておこう。常用するミネラルウォーターなどとは別に災害用という名目で保管しておくことが望ましい。災害がおきてからの調達は困難を極める。
長期保存できる飲料水
非常災害備蓄用の備蓄水。こちらは 5年保存 が可能な飲料水だ。2リットル12本、一人一日一本。4人家族で3日分持つ計算となる。災害時の生死を分けるを分ける救助などの支援がくるまでの72時間を乗り切る量である。
特に赤ん坊など小さい子供がいる場合、乳幼児のミルクにも使えるところがポイントだ。是非とも確保しておくべき量だ。
こちらは持ち運びのしやすい500mlペットボトルサイズ。こちらも5年の保存が可能である。
ちょうど東日本大震災から5年が経過している。2011年当時の状況を見てすでに家庭に配備されている人もいらっしゃると思うが、今年あたりから保存期限が切れる時期でもあるので用意してある水の入れ替えをしておこう。
生活用水用
飲料水の次は生活用水だ。治療や手洗い、断水時のトイレなどにも水が必要となってくる。生活用水についてはウォータータンクを利用しよう。
アイリスオーヤマ 避難グッズ ウォータータンク 20リットル WAT-20L
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容量が約20Lの2個セット。折りたたみが出来て省スペースなタイプ。普段から生活用水用に常備しておき、入れ替えていくのも良い。
携帯用浄水器
こちらは携帯用浄水器と呼ばれる製品。災害や登山時の緊急用途に用いられるサバイバル製品だ。高性能浄水フィルターで「付属の注射器で洗浄することにより フィルター交換せずに約38万リットル使用可能」となっている。
一家にひとつ 避難リュック
今後も定期的に防災に関する記事を書いていく予定。そのなかで個別の災害時用品についても記していく。
ただ日々忙しい方々には個々の製品を吟味する暇が無いかもしれない。とりあえず一家にひとつ用意しておきたいのが避難リュックを 紹介しておく。
手頃で現代的な家具・家電で有名なアイリスオーヤマは東北の会社。現地での被災体験から避難リュックを製造、販売している。これは15点セットである。災害や避難時に必要となる寝泊り・寒さ対策、情報収集・停電対策、水、衛生用品が吟味されてつめ込まれたバッグだ。
上述のウォーターバッグも入っている。
毛布(1880×870mm) ×1
エア枕 ×1
ミニラジオライト(1台5役) ×1
ウォータータンク(10L) ×1
携帯除菌ウェットティッシュ(10枚入) ×1
からだふき(大判60枚入) ×1
マスク(7枚入) ×1
アルコール除菌ジェル40ml ×1
携帯トイレセット(3回分) ×1
張るカイロレギュラー10個入 ×1
レインコートL ×1
軍手 ×1
ブルーシート(1800×1800mm) ×1
ゴミ袋 ×1
リュック ×1
【防災グッズ】地震対策30点避難セット ?避難生活で必要な防災用品をセットした非常持出袋(防災セット)
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こちら非常食、飲料水まで含めたグッズが詰まったカバンである。
ひとまず吟味する時間が取れない方でも一家に最低1つ、出来れば大人の人数分は購入して用意していおくのが安心。女性向けなど様々なパッケージの非常時セットカバンが用意されているので確認していただきたい。