横浜DeNAベイスターズ新外国人補強～マット・マクブライド捕手動画あり

開幕から23試合が経過し7勝15敗1分と非常に苦しいシーズンインとなった横浜DeNAベイスターズ。ラミレス監督に代わって心機一転とはいかずかなり低迷しています。正直なところ昨年、後半の失速をそのまま引きずっている感じ。

原因ははっきりしています。

「打てない」

すでに５度の完封を許しています。とにかく打てません。新外国人のロマックが今のところ結果を残せていません。ロペスも調子悪い、梶谷もいない・・・。筒香はともかくとして桑原、倉本の調子はいいですが他の選手があまりに期待できない。パンチ力が無い。打撃面では他の球団との戦力に雲泥の差があります。

この状況を打破するべく新外国人補強のニュースが飛び込んできました。

アスレチックス傘下３Ａナッシュビルのマット・マクブライド捕手（３０）を獲得することで大筋合意していることが２５日、分かった。

WBSCプレミア１２で活躍していたマクブライド選手の獲得です。大筋合意まで進んでいるとのこと。まだシーズン長いですからね。この素早いアクションは評価できます。

マット・マクブライド選手。1985年生まれの米国人選手。メジャーでは72試合で4本のホームランを打っています。

マイナー通算打率は.299の成績を残しています。そして昨年PCLでは.328の好成績を残しています。（PCLではロマックも大活躍なんでベイスターズファンとしては複雑ですが・・・）

さらに我々の記憶に残るのは昨年末のWBSC世界野球プレミア１２の首位打者でもあります。大舞台でも実績ありなのは期待が大きいですね。

ソロホームラン。

プレミア１２での好返球。なんとレフトを守っています。

さてマット・マクブライドの加入が実現すれば藤岡、ザガースキーに続く３人目のシーズン途中補強になります。藤岡選手はすでに多くの登板機会を得て結果を残しているドンピシャリの補強でした。ザガースキーも初登板を果たしました。開幕当初に見られた中継ぎの崩壊は補強も含めて改善されました。

つづいては打者！ということでマクブライド選手がどこまでやれるか気になるところです。ロマックの復活にも期待したいのですが、致命的に日本球界に合っていない気もします。真面目な選手で好きなので結果を出して欲しいんですけどね。

問題はポジションですね。サードを守れる選手が欲しいところですが、マクブライド選手は捕手と外野です。梶谷が復活すれば外野は飽和する。捕手として座らせることはあまり想像できません。ただ現在は捕手２人体制なので終盤の代打戦略ではプラスに働くことがあるのかも知れません。

・入団

ロマック選手
ザック・ペトリック投手

・残留
ホセ・ロペス選手
モスコーソ投手
エレラ投手

・シーズン途中加入
マイク・ザガースキー投手
マット・マクブライド捕手 ← New!!

７名とは枠的には競争が激しそうですがエレラ投手は２軍戦に登板していますがどうも肩の調子が芳しくないようです。ペトリック投手は先発でも通用せず、中継ぎとしても決め球不足で打ち込まれてしまいました。

ロペスとジーモ以外は入れ替わりが多くなりそうです。

ベイスターズは正直ここまで圧倒的に弱いです。しかし希望はあります。投手は12球団で随一の成績です。良いバッターの加入が鍵、マクブライド捕手にかかる期待は大きいですね。正式発表が楽しみです。