パワートーク。少し前、2013年に出た本。
内容自体は目新しいものでもないし、難しいものでもない。ただ共感できるエッセンスみたいなものがあるのでそれを整理しておきたい。なおAmazonの書評がひどいことになっているが「薄い」のはともかく、そこまで問題ある内容でも無いと自分は思う。
コミュニケーションについての考え方
- コミュニケーションの基本は自分との対話。
- 自分が何をしたいのか明確にすること
- 自分を動かし、そして他人に伝播する
一番大事なとところが自分のとコミュニケーションを取るという発想。ここが好き。自分が何をしたいのか?を明確にしておく。
パブリック・スピーキング
- アメリカ人にとって怖いものは人前で話すこと
- 筆者は新しいストーリーを身につけた
ストーリーを明確にする
古いストーリーを新しくすることが必要。古いストーリーとはネガティブなものである。それをポジティブに置き換える。ここの意識が大事
古いストーリーを
- 知り
- 影響を確認し
- 誰によってもたらされたか
- 何を学ばせたか?
- 新しいストーリーはなにか?
- 新しいストーリーはどうかえるか?
言語
ここも良かった。具体化。筋トレする→「上腕二頭筋を鍛える」。この明確さが言葉の強さとなる。この考え方は好きだな。
大げさに「いいことは大げさに表現する」、悪いことは控えめに表現する・・・このルールも普段私が意識していることであり、共感できた。個人の問題でなく私たちという言葉を使うこと。
自分とのコミュニケーション
自分とのコミュケーションに「なんとなく」は禁物。かならず明確化しよう。
- 自分の好きなことは
- 嫌いなことは? 嫌いなことはしなくて良い!
- 自分が本当に情熱をモテることは?
アファメーションとインカテーションという考え方。アファーメーションをより強くしたものがインカテーション。身振り手振りを交え口にだす。インカンテーションを使うべき。
他人とのコミュニケーション
感情の共感を意識すること。相手と共有する感情はなにか?
- 相手の体にあわせる。相手のこと意外考えない。相手のストーリーを考える。こういったことを機械化して行えるならどうだろう?
ちなみに DVDの教材が出ているようだ。私にとっては本書だけでも分かりやすかったが、さらに深く追求したい、実際に目で確認したいという方にはオススメ。