2015年も12月に入り、あとひと月。オフシーズンの動きも活発化、ストーブリーグも後半戦といったところですね。
色々と静動が激しい広島カープの退団・補強、ここにきてもう一つ話題が出てきました。中日を退団することなったエクトル・ルナ選手の獲得に乗り出したとの報道がでています。
広島としては中軸がうてる計算できる三塁手というのは欲しいところです。中日ドラゴンズの急なチームの若返り方針から漏れただけで、ルナ自体の成績には問題がないところですし。
広島が中日を退団したエクトル・ルナ内野手(35)の獲得調査に乗り出したことが2日、分かった。来季の補強ポイントとしていた中軸を担える三塁手の条件に合致。今後、体調面などを慎重に調査し、交渉に入る。
調査段階ではなく交渉に入るとあるので現実味があります。
エクトル・ルナ内野手
ドミニカ出身の35歳。日本球界では中日ドラゴンズで3年間プレーしています。デビュー年に好調な打撃で23試合連続安打を記録しました。
当初の年俸は安かった記憶がありますが、2014-2015と2シーズン、3億9600万円の大型契約を結んでいます。
特徴としては安定した中距離バッターであることは間違いないのですが、それ以上に守備・走塁の上手さが目立ちます。盗塁もできる。これだけ走れる外国人が中軸にいるということは相手チームとしてはかなりの脅威でした。
3年間通算打率 .316は立派すぎる数字です。今期は少し数字をおとしていますがそれでも.293はリーグでも上位の成績で及第点と言えるでしょう。夏場がすこし弱いのかな?という印象はありますね。
おそらく年齢と年俸面で中日を退団となったのだと思います。ドラゴンズにはこのパターン結構ありますね。ドミンカン人材輩出的なところ。
広島東洋カープの補強戦略
ルナはピンズドで欲しいポジションです。横浜DeNAベイスターズを退団となったアーロム・バルディリス選手獲得の噂もありましたが、取れるならルナ選手のほうが良い気もします。バルさんについては最近情報がありませんが・・・。
ネックとなりそうなのは年俸ですが、カープ自体は今年はマエケン流出やシアーホルツ退団など去年よりも総額減りそうなのでルナを取る余裕は中日球団よりもあるでしょう。
しかしルナ獲得となるといよいよ木村昇吾選手の線は消えますね。FA宣言したキムショー。いまのところ手をあげた球団はないです。カープは厳しい態度ですし、ルナ獲得となると年俸を下げての再契約も厳しくなったかな・・・
ジョンソン
エルドレッド
ジェイソン・プライディ
ルナ
これで一軍枠が埋まりますね。新井さんの出番が減りそうなのが気がかりです。
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