2019年シーズンオフ。10月1日。全日程終了とともに今日よりオフシーズンとなり来季へ向けた動きが活発化します。新戦力の加入や年俸の話、コーチ監督首脳陣の動きなどシーズン中とはまた違った野球の楽しみな季節かも知れません。
そしてまず気になる選手の去就、シーズン中に一軍で十分に活躍できなかった選手がどうなるのか?各球団、選手のファンはしばらくやきもきする期間が続くでしょう。
原監督復帰初年度から苦しみながらも優勝を決めた巨人こと読売ジャイアンツにもさっそく来季構想外選手の報道がみられました。
FAで加入してきた森福允彦投手が来季構想外になる見込みです。
巨人・森福允彦投手(33)が来季の戦力構想外であることが30日、分かった。本人は現役続行を希望している。16年オフにソフトバンクからFA移籍し、17年は30試合に登板。移籍3年目の今季は7試合の登板にとどまり、防御率6・23で3ホールドだった。
巨人 森福が退団 33歳現役続行を希望(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
実績ある左腕投手として活躍が期待されましたが、その注目ほどに巨人で成績を残すことは出来ませんでした。
森福允彦 投手
森福允彦 (もりふく まさひこ)投手。1986年生まれの33歳。ホークスでは左のワンポイント、セットアッパーとして活躍しました。2011年~2014年は4年連続の50試合超登板と中継ぎの柱と言える選手。
2016年オフ、起用法を巡ってFA宣言を経て巨人に入団しました。
しかし…
- 2017年 30試合
- 2018年 2試合
- 2019年 7試合
巨人ではわずか39試合の登板にとどまることになりました。今年は2軍で結果を出して上がりましたが、1軍では振るわず。勝負所で起用されるも満塁打を浴びてしまうなど厳しいシーズンでした。
●2019年 二軍成績
- 41試合 防1.60 39.1回 51三振 3四球 4死球 WHIP0.74 FIP2.05
上々の成績です。奪三振も多く取れています。
ホークス時代は単著も出している森福投手。いい男ですね。
森福允彦投手の去就
気になる今後の去就。
本人は現役続行を希望している。
ニュースによると森福投手自身はもちろん現役続行希望しているようです。
2軍では41試合に登板しており防御率も1.60と良い成績です。ホークス時代の実績は素晴らしく、経験も豊富です。33歳という年齢もまだ引退には早いでしょう。
近年はFAやトレードで他球団に移った選手が出戻るケースも増えていますが、工藤監督の間は厳しいでしょうか。
個人的には投手陣が手薄なヤクルトなどが獲得に手を上げそうと見ています。奇しくも今年引退となった寺原投手のような形で活躍できるかも知れません。
巨人では中々前評判通りの投球を見ることは出来ませんでしたが、来季新天地で復活する森福投手の姿を見たいと期待しています。