KCJK 気になる調査と実践の記録

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TVドラマ「下町ロケット」 第6話 感想。後半ガウディ編は前半よりもさらに面白いかも。7話予告も公開!

池井戸潤さんの大人気小説「下町ロケット」がドラマ化されています。

毎週日曜日よる9時(21時から)TBS系列にて放送中です。このドラマなかなかおもしろい。第5話まで原作の下町ロケットでしたが第6話からは「下町ロケット2」に入りました。なんと今月11月5日に原作発売されたばかりです。完全にドラマと連動しいてるのですね。凄い。

というわけでいよいよ後半ガウディ編のスタートです!

キャラクターとキャスト

今回の時間は先週から一気に飛んで3年後になっています。それで最初に違和感があるのが山崎育三郎さん演じる真野賢作です。キャラクターが変わってますがな!! あんたそんな人だったんかーい!

新章突入というこで追加キャスト続々登場です。

まずは小泉幸太郎さん。サヤマ製作所の社長、椎名直之を演じます。椎名はNASA帰りの人間でライバルの狭山製作所の遣りて社長です。椎名は色々と策を弄して佃製作所の仕事をつぶしにかかるキャラクターです。

アジア医大部長、貴船恒広を演じるのはロックバンドツイストの世良公則さん。見るからに悪いやつです。

つづいて北陸医大の大学教授、一村隼人を演じるのは今田耕司さん。ゴッドハンドでしたが貴船の謀略により、失脚してしまいます。 

石倉三郎が演じるのは株式会社サクラダの社長。とても熱いキャラクターです。

あらすじ

ガウディ計画編は、帝国重工のロケット打ち上げ成功から3年が経過しています。会社はその間順調に業績に伸ばしました。

パーティにて財前と久しぶりに合う佃。しかしその財前と不穏な仲っぽい帝国重工の石坂からコンペ相手となるサヤマ製作所の社長椎名を紹介される。

椎名はNASA帰りでサヤマ製作所を引き続き大きく成長させていた。ライバルになりそうな予感を隠せない。

佃製作所にあらたな仕事が舞い込む。日本クラインからの「極小バルブ製作依頼」である。使途を明らかにしないクライン側をいぶかしがるも、受注を決定する佃。

クラインの設計には問題があることを、バルブ製作のリーダー中里が指摘する。

バルブは人工心臓「コアハート」の重要部品であった。中里は設計変更を要請するように進言するも、佃と山﨑は受け入れないという悶着があった。中里の成長を思ってのことであるが厳しい指導である。

なんとか試作品を提示するが、日本クライン側から設計変更を通達される。設計変更した内容は山﨑が中里に示した内容と同じもの。再度の設計依頼を佃製作所に指示するが佃はことわる。

サヤマ製作所が中里から情報を引き出し、引きぬく形で転職させる。結局出し抜く形で日本クラインの仕事を受注したのであった。

そんななかすっかり善人になった真野が北里医科大教授・一村と、株式会社サクラダの桜田社長を連れて佃製作所へやってくる。一村から依頼されたのは人工弁「ガウディ」の開発。

これは日本クラインのコアハートの人工心臓用のものよりも小さく難度の高いもの。人工弁の開発はその難度高さと医療事故への補償など中小企業である佃製作所が受注するには危険なもの。佃製作所は一旦断りの連絡を入れる。

真野は再度、佃に桜田の工場を見学して欲しいと伝える。佃は山﨑と社内の反対派の唐木田とともに福井にある工場へ向かう。そこで目にしたものは生活のすべてをガウディ開発に捧げる桜田の姿。桜田はストイックで熱意のある男だった。桜田の情熱に打たれた佃たちは、真野、一村からの依頼人工弁の開発を受けることに決めた。

感想とポイント

  • 真野(山崎育三郎)が人間として成長している、人気でそう
  • サヤマ製作所社長の椎名は喰えない人間
  • 日本クラインも典型的な横柄な大企業として描かれている
  • コアハートを進めるの貴船も絵に描いたような悪
  • 一村は貴船に手柄を横取りされた過去を持つ
  • 中里は酷いヤツ
  • 真野が戻ってきて暖かく迎えられるシーンは良かった
  • 中里が退職するさい夢についての質問に答えられなかった唐木田が、桜田の熱意に打たれるシーンは熱い
  • ってか一村、ただの今田やんちょっと演技が残念。 

サヤマ製作所 vs 佃製作所 、椎名 vs 佃、コアハート vs ガウディ、貴船 vs 一村 という形で対立構造が見られます。退職した中里と残った若手の動きも次週以降が楽しみです。

桜田とガウディというネーミング。もちろんスペインの永遠に完成しない教会、サクラダファミリアの設計者であるガウディからきてます。このネーミングダメっぽいですけど果たしてうまくいくのでしょうか? 

第7話 の予告

第7話の予告とあらすじ が公開されました。

佃(阿部寛)の号令の下、新型人工弁「ガウディ」の開発に挑戦することになった佃製作所。佃はこのプロジェクトの中心メンバーとして、開発部から立花(竹内涼真)、加納(朝倉あき)、鈴木(堀井新太)の3人を、営業部からは江原(和田聰宏)を選出。立花をリーダーに据えて動き出した佃製作所のガウディチームだったが、失敗の連続により立花と加納は次第に投げやりになってしまう…。しかし、諦めきれない2人は佃とともに「ガウディ計画」の原点を見つめ直すため、福井へと旅立つ。
一方、椎名(小泉孝太郎)から、人工心臓だけでなく人工弁への参入を促された貴船(世良公則)は、一村(今田耕司)のもとを訪れ、「ガウディ」の共同開発を持ちかける。その話を聞いた一村は……。

予告動画をみましたが、やはり資金面でも苦しいようです。椎名の昂ぶる野心も鬱陶しい(笑)そして不穏なのが貴船と一村の接触ですね。簡単になびくことは無いと思いますがどうなるのか?

原作

第5話まではこちらの「下町ロケット」でした。ものづくりのロマンと現実、そして勧善懲悪のカタルシスが見事でした。

下町ロケット

下町ロケット

 

 今回の第6話からは「下町ロケット2」です。やはりとても続きが気になります。幾多の困難が予想されますが、最後にはやはり熱くさせてくれるんだろうと期待があります。それにしても原作同時発売とは・・・、先に見てしまおうかなやみますね。

その部品があるから救われる命がある。
ロケットから人体へ――。佃製作所の新たな挑戦!

ロケットエンジンのバルブシステムの開発により、倒産の危機を切り抜けてから数年――。大田区の町工場・佃製作所は、またしてもピンチに陥っていた。
量産を約束したはずの取引は試作品段階で打ち切られ、ロケットエンジンの開発では、NASA出身の社長が率いるライバル企業とのコンペの話が持ち上がる。
そんな時、社長・佃航平の元にかつての部下から、ある医療機器の開発依頼が持ち込まれた。「ガウディ」と呼ばれるその医療機器が完成すれば、多くの心臓病患者を救うことができるという。しかし、実用化まで長い時間と多大なコストを要する医療機器の開発は、中小企業である佃製作所にとってあまりにもリスクが大きい。苦悩の末に佃が出した決断は・・・・・・。

 以上が原作「下町ロケット2 ガウディ計画」のあらすじですがちょうど今回の6話のの内容になってますね。

下町ロケット2 ガウディ計画

下町ロケット2 ガウディ計画

 

*無事最終回まで放送されました!感想はこちら!

TVドラマ 「下町ロケット」 第10話 感想 ~ 最終回、25分拡大スペシャル! - 気になる調査と実践の記録