ストーブリーグもいよいよ佳境を迎え、各球団の補強もあらかた固まってきました。しかしながら、流出だけで動きが少ないのが千葉ロッテマリーンズ。今オフにクルーズ、そして今江という内野を支えるレギュラー選手の流出が相次ぐことになってしまいました。
当初ヤマイコ=ナバーロという韓国球界で活躍する選手の獲得調査情報もありましたがそこから音沙汰無しの状況でした。
ようやく本日現実的な情報として、横浜DeNAベイスターズを退団となったアーロム・バルディリス選手獲得の報道が出ました。
ロッテが、DeNAを退団したアーロム・バルディリス内野手(32)の獲得調査を行っていることが18日、分かった。今江が楽天にFA移籍したことで、三塁手が手薄となり、日本球界に在籍8年と経験豊富な助っ人に目を付けた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151218-00000249-sph-base
ようやくですね。今年はサードのFAが豊富にそろっていました。クルーズ、今江、ルナ、バルディリス・・・と順番に取られていくなかでロッテは必然、バルディリスに目を向けることになりました。(今江、クルーズという目玉を排出したのはマリーンズなのですが)
アーロム・バルディリス選手
日本球界在籍8年の選手です。
阪神、オリックス、DeNAと球界を渡り歩いています。渡り歩いている理由としては日本人契約の問題があると思います。不調でも落とされない出場確約契約がチーム編成を縛ることが多く、それでベイスターズは手放すことになりました。
バルディリス選手自体は性格もよく、まじめで練習熱心。問題行動タイプではないのですが、好調・不調の波がはげしいのが難点です。
特徴
ベストは2013年のオリックス・バファローズ時代です。
2013 142試合 .289 17本 91点 の好成績を残しています。ところがベイスターズに移籍してからというもの少し打率を落としています。今シーズンも春先は好調で首位打者にたつなどしたのですが、その後ズルズルとさがってしまいました。
- ホームランを15本前後打てるパンチ力
- リーグサードNo1の守備率
- 肩は強く守備が華麗
- 死球をもらうことが多い
- 足は劇的に遅い
- 好調・不調の波が激しい
特に足の遅さは気になるところです。出塁したところで後続がシングルヒット2本だと確実に帰ってこれません。得点につながらない。常に怪我をしているようにも見えます。
ただあと1シーズンで日本人契約の地位を得ることができます。
.260 15本
来年さえ同じような成績が残せれば、計算できる選手ということで価値は飛躍的にあがると思います。
千葉ロッテマリーンズの補強戦略
一番オフシーズンの獲得の動きが少ない球団と言って良い千葉ロッテマリーンズ。韓国球界で活躍するヤマイコ・ナバーロ選手の噂はあがりますが、確定までは行きません。今回のバルディリス選手と、あとはスタンリッジ投手の噂があがっています。計算できる実績のあるプレイヤーという点では2名とも悪くはないと思います。
今後、2名の獲得が確定するのか?引き続き注目です。
千葉ロッテマリーンズ 2016年 外国人補強 ~ ホークス退団のスタンリッジ投手獲得か? - 気になる調査と実践の記録
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