交流戦明け、最初のカードが終わった日曜の夜ですが、大型トレードのニュースが飛び込んできました。
中日ドラゴンズとオリックスバファローズで2対2のトレード+金銭トレードです。
中日の松井雅人捕手(31)、松井佑介外野手(31)とオリックスの松葉貴大投手(28)、武田健吾外野手(25)の2対2の交換トレードと中日のスティーブン・モヤ外野手(27)のオリックスへの金銭トレードが成立し30日、両球団から発表された。
オリックス、中日が異例!2対2大型トレード+金銭トレード(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
2対2の交換トレードと金銭トレードという大型トレード。
かなり積極的なトレードと言えるでしょう。新天地で即戦力となる選手も多いだけに移籍期限まで1ヶ月なにか動きはないかと注意していましたがこれは驚きました。
オリックスへ:松井雅人 松井佑介 モヤ
オリックスの思惑としては捕手と打力不足の補強の2点が上げられます。
伏見選手がアキレス腱断裂、頓宮選手が骨折で離脱するなど捕手不足に苦しむオリックス。正捕手の若月も今シーズンはピリッとしません。昨年は伊藤光を放出し、高城が加入しましたが上手く活かせていない状況でした。
松井雅人捕手は攻撃力と経験を兼ね備えた選手です。しかしドラゴンズでは今シーズン出番が少なかった状況。個人的にに松井雅人が悪かったとは思いません。
チャンスを生かして欲しいと思います。
続いては打力不足。オリックスの打力不足は深刻です。若手先発投手陣の充実にも関わらず点が取れないため勝ちきれない試合がありました。交流戦はセリーグ相手に勝つことは出来ましたが、打力不足の印象は強かった。
ここでモヤ選手を取ったのは大きいと思います。ドーピング違反のネメセス選手の代わりを早速埋めてきました。
モヤ選手にとってはビシエド、アルモンテ、マルティネス、ロドリゲスと行った選手が外国人枠の都合上優先されるため、チャンスがない状況でした。移籍は大きなチャンスとなるでしょう。
まず松井佑介も中堅の域に差し掛かりましたが、打力のある右の代打として活躍が期待されます。
中日へ:松葉貴大 武田健吾
中日は先発ローテーションの強化を狙う形でしょう。
実績を残した左腕である松葉貴大の獲得は面白いですね。
オリックスでは昨年は登板数が落ちたものの過去5年にわたり先発ローテーションを担うこともありました。2014年には8勝を記録。セリーグファンからするとビッグネームですが、今年は他の先発投手陣が好調のため機会がない状態です。
今年復活を果たした大野雄大よりも若いというのも魅力で復調できる可能性もおおいにあります。
打者の武田健吾選手も高卒7年目ですが、近年一軍出場数を伸ばしてきた守備が良く攻守期待できる選手。
中日は現在リーグ5位ですが、今日で5連勝とまだまだAクラスを諦める状況ではありません。このトレードが良い方向に転がると面白いです。
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期限がせまる後半戦に向けたトレードはワクワクする
やはりこの時期のトレードも面白い。先日もファイターズとジャイアンツで大型トレードがありました。
速報!大型トレード 巨人吉川光夫投手、宇佐美慎吾捕手と日本ハム藤岡貴裕投手、鍵谷陽平投手の交換トレード - KCJK 気になる調査と実践の記録
中日オリックスとも下位には位置していますが、直近のチーム状態は一時に比べて良くなっていると思います。
オリックスは31歳のW松井(+モヤ)。中日は20代の松葉と武田と若返りを図っているのも面白い。
こうして不足、余剰を補い合い上を狙ってく意思を感じるトレードはそれぞれのファンは寂しいものですが、プロ野球ファンとしては面白いです。
あと1ヶ月、他の球団でもこのような動きが見られるのか楽しみにしています。