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【USBハブの選び方】 USB3.0対応やセルフパワー、バスパワーの違い ~ 使えるおすすめのUSBハブ2016年版

世の中には沢山のUSBで利用できる周辺機器が存在しています。

面白いものあると便利なもの、PCを快適に使用する上で必要なものありますよね。

しかしながらパソコン本体のUSBポートは有限。最近のノートPCなどはデザイン外観上の理由やBluetoothなどの普及などであえてUSBポートの数を減らしている製品が多いです。Macbook RetinaやタブレットタイプのPCしかりです。

ポートの数は貴重・・・。色々と使いたいけれどもUSBポートの数が足りないという事態が必然的に発生します。

近年ではリチウムイオン電池を持つポータブル、ワイヤレスの製品やiPhoneなどの機器を充電するための用途もあるので意外と困りものです。

そんなときに便利なのが「USBハブ」です。 

iBUFFALO USB2.0ハブ 5ポートタイプ バスパワー電源 ブラック 【PlayStation4,PS4 動作確認済】BSH5U03BK

ハブを使ってUSBポートを増設して快適にパソコンを利用しよう!

というわけで今回はUSBハブについてです。USBハブの選び方についてUSB3.0規格やセルフパワー・バスパワーの違いなどを説明し、用途別のおすすめのUSBハブについて記しています。

最初は選び方の説明になりますので、さっさとオススメを知りたいという方は後半までさらっと流し読みしてください。

2016年3月 更新

USBハブの選び方

USBハブの選び方はにはいくつかポイントがあります。

  1. USBの規格面
  2. 給電能力(セルフパワー・バスパワーの違い)
  3. ポート数・サイズ
  4. 価格
  5. デザイン

現在のポイントとしては

機能面 - USBの規格

USBはユニバーサルシリアルバスの略です。統一された規格の元につくられています。だからUSBハブも各社色々出していますが共通で使えるのです。

近年は規格面で大きな動きとして「USB3.0」を搭載しているPCや機器が主流になってきました。

※USBの各規格の違いについては当サイトでもこちらの記事で解説しています。よろしければどうぞ。

USB3.1が登場! 対応機器やUSB2.0やUSB3.0との比較を分かりやすく説明します。 2016年版 

USB3.0はこれまで大きく普及してきたUSB2.0に比べて転送速度や電源能力が強化されています。とくに転送能力の強化が顕著でUSB3.0は従来のUSB2.0に比べて理論上は10倍の速度でデータを転送できます。大容量データのやり取りの際にこの差は大きいです。

USBハブを選ぶポイントとしては「USB3.0」に対応しているかどうか?も大きなポイントになります。さらにハイエンドな能力を余すことなく使いたい方は「USB3.1」ポートの有無も選択肢入ってくるでしょう。

なおUSB3.0対応と書かれたUSBハブでも下位互換性があるため従来のUSB2.0の機器をつなぐことが出来ます。安心してください。

電源供給 セルフパワー、バスパワーの違い

セルフパワーとバスパワーの違いを簡単に説明します。 慣れない方はどちらかごっちゃになりますよね。かつての私もそうでした^^

● バスパワー

バスパワーはパソコンの電源だけで動くタイプです。消費電力の少ない機器をつなぐのに適しています。(USB2.0の場合電圧5V 100mA)

例)マウス、キーボード、USBメモリー、ゲームパッド、テンキー など

外部電源=コンセントが不要なので持ち運んで利用するのに適しています。サイズもコンパクトなものが多いです。

● セルフパワー

セルフパワーはUSBハブにACアダプターをつかって電源を供給するタイプです。パソコン本体のみならず別途外部電源=コンセントが必要になります。

そのためにバスパワーのものよりも大きな消費電力の機器を接続することが出来ます。

例)外付けHDD、外付け光学ドライブ(BD・DVD)、スキャナ、充電用途に

特に外付けHDDなど電力不足のUSBポートにつなぐと不安定になり接続が途切れたりしますが、セルフパワーの場合は安定動作させることが可能です。

セルフパワーの製品にも外部電源に接続していない時にはバスパワーのハブとして動作するセルフパワー・バスパワー兼用のものがあります。

● ポート数・サイズ

ポート数もUSBハブの選択では重要な考慮点です。バスパワーでは規格の制約上ポート数は4ポートまでが最大です。セルフパワーではより多くのポートを設けることができます。

ただしサイズが大きくなるのと別途ACアダプタが必要となるなど持ち運ぶには少し不便となります。

● 価格

そして購入時に気になるのがお値段。デザインなど付加価値の要素もありますが、大きいのはUSB3.0対応状況による価格差です。

昔はUSBハブって1000円以下で買えるというイメージがありましたが、USB3.0対応のハブは少し高い値段になってます。

あれ?高くね? と感じることがあればUSB3.0に対応しているというのも理由の一つだと思います。自分が本当にUSB3.0対応の機器をハブを通じて使うのか考えるというのも購入時の選択のポイントになってきます。

またセルフパワーの製品もバスパワーよりも高くなっています。

● デザイン

デザインもまた重要な要素ですね。USBハブは机の上に常時出しておいたり、おしゃれなノートPCやタブレットと合わせて使うものです。あまりにダサかったり他の機器と統一感がなかったりするのも避けたいですね。

 

というわけで行きます。

オススメのUSBハブ の紹介です。

  • USB3.0、USB2.0
  • サイズ、ポート数
  • セルフパワー、バスパワー
  • SDカードリーダー、有線LANアダプタ、新型MacBook対応

などの観点で紹介します。どの機種を買うべきか? 迷っている方の一助になれば幸いです。

USB3.0 搭載のバスパワーハブ

USB3.0対応のバスパワーハブをお求めの方はこちら。

 Anker USB3.0 ウルトラスリムです。こちらはUSB3.0で最薄の4ポートハブです。持ち運び安いサイズとシンプルなデザインが特徴です。

Aukey USB 3.0 アルミニウムハブです。こちらは三角形の傾斜がついている抜き差しがしやすく自立しやすい製品です。デザインもいいですね。保証が24ヶ月あるのも魅力です。

有名な話ですが上のAnkerとは全く別のメーカーです。どちらも良いデザインと品質の製品を納得の価格で提供する安心の周辺機器メーカーです。

USB 3.0 セルフパワーハブ

最近まで以外と少なかったセルフパワータイプのハブ。徐々に出揃ってきました。

マグネット付き、独立スイッチ付きで機能充実のエレコムのセルフパワーハブです。

 ELECOM USB3.0ハブ ACアダプター付き マグネット搭載で固定可能 電源ON-OFFスイッチ 4ポート ブラック U3H-S409SBK

価格と実用性、動作実績重視ならこのモデルですね。

沢山のポートが欲しいならばこちら

安定して充電できるアダプタとしても利用したい方はこちら

  アルミデザインがかなりカッコイイOricoの多ポートハブです。こちらはUSBハブとして7ポート、タブレット、スマートフォンなどの充電器用ポートが3ポートとデスクトップに置いて使うには最強の製品です。

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以上に紹介したUSB3.0対応ハブはUSB2.0の機器を繋いでも使うことができます。将来を見越して末永く使えるのも安心ですね。

 まだまだ現役 USB2.0ハブ

そうは言っても今現在はUSB2.0で十分という方も多いでしょう。コスパよく新しいハブを増設したい方はこちら。

USB2.0 バスパワーハブ

こちらは珍しい5ポートハブ。機器のタコ足分岐に適しています。ロングセラーの製品でPS4などの各機器での動作実績も十分です。なによりのポイントはその価格。

※ 2016年3月現在はワンコイン=500円 となっています。

小型のハブ
ELECOM USBハブ USB2.0対応 機能主義 バスパワー 3ポート 直挿し ブラック U2H-TZ300BBK

ELECOM USBハブ USB2.0対応 機能主義 バスパワー 3ポート 直挿し ブラック U2H-TZ300BBK

 

こちらもUSB2.0の製品ですが超小型なハブです。バスパワーで3ポート利用可能。回転するのでノートパソコンもぴったりです。常に付けておいても邪魔にならならない魅力があります。

セルフパワーハブ

 こちらはセルフパワー、バスパワー両用です。一つですべての給電をオンオフできるスイッチが付いています。

最速を求めるならUSB3.1対応のハブ

最新USB3.1ポートを持つ機器のユーザーでその性能を余すこと無く使いたいならばUSB3.1対応のハブを検討しましょう。

 こちらはMacBookやChromebookなどUSB 3.1に対応したUSBハブです。新規格であるUSB3.1かつ、最新のコネクタ形状であるUSB Type Cを搭載していますので変換アダプタなしで最新機器に接続できるのが特徴です。

アルミの材質でMacBookなどにもぴったり合うデザイン。さらに価格も¥1,600程度と非常にお求め安い価格となっています。

多機能のUSBハブ

あると便利なポートを余計に使わずすっきり収まる多機能のUSBハブについて見ていきましょう。

SDカードリーダー付きUSBハブ
サンワサプライ SDカードリーダー付きUSB2.0ハブ ブラック USB-HCS307BK

サンワサプライ SDカードリーダー付きUSB2.0ハブ ブラック USB-HCS307BK

 

 SDカードリーダーがセットになったタイプです。デジタルカメラなどを使う方におすすめです。

 有線LANポート付きUSBハブ

 意外と便利なのが有線LANポート付きハブです。こちらはUSB3.0対応の製品なのですが、Gigabit LAN=1000Mbsの高速伝送という3.0の特徴を活かしたモノになっています。

持ち運んでモバイル用途にも便利。ホテルなどではまだまだ有線LANというところも多いですからね。

新MacBook対応

新型MacBookユーザーならほとんどこれ一択という製品の登場です。

 Satechi® 新12インチMacBook用 Type-C USB3.0 3in1 コンボハブ (シルバー)

MacBookはUSBType-Cコネクタ搭載という先進的な規格なのですが、端子が一つしかないのが問題なんですよね。従来の機器を使用するためにはUSBハブが必要不可欠です。

この問題を解決するのがこちらの製品です。

Type-C ポートを拡大。3つのUSB 3.0ポート、SDカード、Micro SDカードスロット。コンパクトなデザインで持ち運び簡単。Type-CポートでUSB周辺機器を使用 

 SDカードも搭載しています。USB3.1の特徴でもあるバススルー充電にも対応しているため、Macbookを充電をしながら利用することも可能です。値段もそこまで高くないので新型MacBookユーザーはマストバイといえるかも知れません。

おわりに

以上、USBハブの選び方とニーズ、機能に応じたおすすめのUSBハブを紹介してきました。USB3.1なども登場して徐々に進化している分野でもあります。みなさんの使い方に合ったUSBハブを見つけることができたなら幸いです。

なおUSBハブはもちろん機器やPCをつなぐにはケーブルが重要になってきます。別途USBケーブルの現状についても記事にしましたのでよろしければどうぞ。

USBケーブルの種類と特徴 ~ USB3.1、3.0、2.0 規格や機能毎におすすめを紹介します。

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