電子書籍も登場以来だいぶ浸透してきましたね。特にタブレットの普及が大きいと思います。より高精細な画面で綺麗に見れるようになってきました。
電子書籍は本がデータになったものです。データの準備には2種類の経路があります。
- 購入、デジタルデータを購入する。もしくは・・・
- 自作、デジタルデータを自分で作る!
この記事では後者のデジタルデータを自分でつくる方法、書籍のデジタル化に必要機材について紹介します。
デジタル化のメリット
- 本棚の本が減る
- 部屋の容積が増す
- 掃除も簡単!
- 何冊保持しても整理整頓が簡単!
- 本を探し当てるのも検索で簡単!
これ、本に限った話じゃないですけどほんとに便利です。
さらにデータを作るというのも実は楽しい作業だったりします。自分のライブラリから必要なものだけを選んでいく。それが電子書籍で読めるようになるというのはワクワクするものです。
でもどんな機材があれば良いのか? わからないよ!という人もいると思います。そんな方向けに今現在最新の情報について書いていきます。
書籍のデジタル化には本を裁断する場合と本を裁断しない場合があります。
本を裁断しない場合
所有する本の数が少なく手作業する時間がある場合、希少価値のあるもののデジタル化、そもそも本の裁断に心理的な抵抗がある場合など、裁断したくない場合はこちらの「フラットヘッドスキャナー」を使いましょう
EPSON A4フラットベッドスキャナー GT-X830 6,400dpi CCDセンサー A4対応
- 出版社/メーカー: エプソン
- 発売日: 2014/10/09
- メディア: Personal Computers
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いわゆる通常のスキャナーです。エプソンのこちらの商品はフィルムのスキャンにも適した商品でオススメ。スキャンのスピードも早くてしっかりしている作りも安心。
本を裁断する場合
さて、ここからが本題かと思います。裁断しても良い。効率的にデジタル化したい方はいかの流れで取り組むことになります。
- 裁断
- ホッチキス外し
- スキャン
裁断にはカッターを使う場合と裁断機を使う場合があります。こちらでは裁断機がオススメです。カッターよりも均一に大量に切ることができます。値段はしますが、作業の効率やハードカバーなど対応できる本の種類も格段に広がります。
プラス 断裁機 かんたん替刃交換 PK-513LN 裁断幅A4タテ 26-309
- 出版社/メーカー: プラス
- 発売日: 2012/04/23
- メディア: オフィス用品
- 購入: 7人 クリック: 12回
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自炊にはこちらの裁断器がオススメ。プラスの断裁機。オフィス作業にも導入される信頼性の高い機器です。背表紙をばっさり綺麗にカットできるパワーもあります。力をこめずとも安全にカットできます。他の商品に比べて高いですけども効率が桁違いなのでこちらを是非。
リムーバー
雑誌等の自炊の際にはホッチキスを外すリムーバーがあると便利です。ホッチキスの後ろでやるよりも段違いの生産性の高さです。
マックス 中型針 大型針 電子針用 リムーバ ブルー RZ-3F
- 出版社/メーカー: マックス(MAX)
- 発売日: 1993/08/01
- メディア: オフィス用品
- 購入: 4人 クリック: 5回
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さて、ここまでで綺麗に裁断が出来ればスキャナで読み取る段階です。
オススメのスキャナ
富士通 FUJITSU ScanSnap iX500 (A4/両面/Wi-Fi対応) FI-IX500A
- 出版社/メーカー: 富士通
- 発売日: 2015/02/06
- メディア: Personal Computers
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現在おすすめのスキャナが 富士通の ScanSnap iX500。読み込み速度が驚くほど早いです。私も10年以上、ドキュメントのスキャニング機器をあれこれ使ってきましたが最高の速さです。使わない時は省スペースに収納できるのも魅力です。
スキャン時における敵は紙の重なりとばらつきの不十分さですが、この機種は検出の精度が高く、重なりがある場合すぐに停止します。破れることはあまりありませんでした。
また付属ソフトにて補正やOCRでの文字認識も可能です。現在 Amazon のドキュメントスキャナ部門売上1位。
自炊初期の名機ScanSnap1500がありますが、同様にいい機種ですね。
その他あると便利な道具
裁断機があればよいですが、最初のお試し期間やそれほどの書籍量がない場合、細かいカットにはカッターを使うこともあると思います。そこで必要なのがカッターとカッターマット。
A3サイズで大きめ。余裕をもって作業できるのでこのマットがオススメ。収納時は半分のA4サイズになるので場所もとらないので良いです。
ロータリーカッター。普通のカッターナイフで考えられないほどまっすぐ切れます。自炊をするまでこの存在を知らなかったのですが、知ってからは他の工作にも応用が効くので非常に便利につかってます。
おわりに
以上、記事執筆時点でおすすめの書籍デジタル化のツールたちでした。作業も思ったよりも楽しく、デジタル化した本をタブレットやスマホで読む時にちょっとした喜びがあります。参考になれば幸いです。