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WBSC世界野球プレミア12 ~ 侍ジャパン 韓国戦 逆転負け。敗因は?

昨日のWBSC世界野球プレミア12の準決勝韓国戦。侍ジャパン日本代表はなんと9回に大逆転されて負けてしまうという非常に残念な結果に終わりました。

振り返りましょう。

大谷は途中5者連続三振を挟むなど7回11Kの快投を見せました。また打つ方でも4回に一気にイデウン投手を捉えて3点のリードを確保するなど安定した試合運びに見えました。

大事を取ってか予定かはわかりませんが8回に則本昂大投手を投入します。これは非常上手くはまりました。則本投手の投球すばらしいものがありました。速度も155km/hとここ一番の投球でした。ただし「8回に限っては・・・」です。

敗因を考えてみます。

則本投手の回跨ぎ。

則本投手が9回にも登板したこと。これは当日の則本投手の調子を見てもまあ文句は無いかなと思います。ただし回跨ぎ時は安定感が落ちていてピンチを招く試合も見られたので則本選手で無いほうが安心ではあります。

その則本投手がポコポコと打たれます。面白いように打たれてしまいます。韓国側からすると凄い興奮したのではないか?と思います。

則本投手ひっぱり過ぎ。

ここで4連続アウトが取れず、1点献上するところまで則本投手を引っ張ったのは解せませんでした。せめて二人出した時点で変更をしておけばよかったと思います。

松井裕樹投手

次のリリーフが松井裕樹投手でした。松井投手はあきらかに今大会安定感がありませんでした。初戦の韓国線もノーアウト満塁のピンチを招いたのを忘れたのでしょうか?やっぱりと言う感じでストライクが入りません。無駄に1点献上してしまいます。

ここで松井投手を出すなら回の頭から出すべきです。抑えは松井といいながらも信用しきれておらず則本を出した。にも関わらず松井を継投する不可解な采配です。

なお松井裕樹投手はこの試合まで防御率6.00です、

増井投手

増井投手もやはり雰囲気に飲まれてしまいます。これは仕方ありませんね。せめて回の頭からならと思うんですけどね。

そして増井投手の防御率もこの試合まで9.00です。登板機会の問題もありますが、二人連続して「大会では不調の投手を大事な場面に持ってきた」ということになります。

なぜこのような投手采配になったのか?

なぜこのような投手采配になったのでしょうか?

ブルペンに牧田や山崎康晃、澤村といったピッチャーを準備させてなかったのも気になります。目に見えない練習での調子などもあるのかも知れませんが、点を取られていないピッチャーが使われないのはどうかんがえても納得しにくいです。

小久保監督のメンバー固定の采配、温情采配の弊害だと思います。

今回の負けは韓国が「驚異的な粘りを魅せて逆転した!」というよりも「勝手に崩れて容易なピッチャーで継投を続けた」というような印象を受けます。

でもよく考えると韓国のリリーフは見事的中しています。また逆転された9回の代打攻勢もことごとく成功しています。日本とはまったく逆の形ですね。韓国側からこの試合を見た場合、どう見えるのでしょうか? 興奮がとまりそうにないですね。まあ李大浩にやられたのなら仕方ないか・・・

打者陣

敗因と言い切るわけではありませんが打者陣も「欲しい所で追加点が取れなかった」と思います。もちろん中村晃、平田のこのチームの中でのいぶし銀的な存在や中田翔の気迫の盗塁や最終打席のヒットはありました。しかしチャンスはあったにも関わらず取れないもどかしいところもあった。

トドメをさせなかったのも痛かったです。

今後

今回大会がはじまってみれば雰囲気が良かっただけに準決勝での敗退は青天の霹靂というくらいのダメージですね。球界にとってみてもこの負け方はよくないような気がします。敗因をや大会への参加の仕方などについても検討して次につなげてくれればと思います。

貴重なオフシーズンを削ってトライしてくれた選手にはお礼をいいたいです。と締めそうになりましたが、まだ3位決定戦があります。

11月21日(日)13:00 東京ドーム

ここまでスタメン固定化が見られてたので、フレッシュなメンバーをだしてくるのも面白く見れるかな。 

 

 

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