2015-2016ストーブリーグも活発化してきたこの頃。横浜DeNAベイスターズは先日、アーロム・バルディリスの退団を発表した。バルディリスは素行もよく真面目で明るい選手であり、好きな選手だった。ゆえに退団はとても残念に思った。
「そこそこ」に活躍するだけにバルさんの穴を埋める選手って結構難しいのではないか?とも思っている。(広島東洋カープや千葉ロッテマリーンズが獲得の名乗りを上げているのは嬉しい)
というわけで去る外国人助っ人がいるならば新たに加わる助っ人も必要。ということで新しい選手としてバルさんの退団に続きすぐ発表されたのがジェイミー・ロマック 選手 の獲得である。
ジェイミー・ロマック選手
ロマック選手、昨年メジャーデビューを果たした遅咲きの選手である。というのももう30歳なのだ。代打で12試合に出場し打率.333 の好成績を収めている。
3Aではホームラン27本、打点100とこちらも活躍が期待できそうな成績である。気になるのは少し三振が多いところか。守備位置。ロマック選手は外野手登録となっている。実際には三塁手としての出場が多かったようである。
そう。完全にバルディリスの代わりである。
安定していたバルディリスに代わり、もう少し成績が期待できそうな選手を取るという攻めの戦略に出たとも言える。なおこのロマック選手は足もある。打つほうがどうであれ、バルさんの時に感じていた全く進まない走塁というのは大きく減りそうだ。
梶谷、ロペス、筒香、ロマックというよどみの無いクリンナップの形成が期待できそうなところである。
今後の補強方針
前述した通り、横浜DeNAベイスターズのチームとしてもある種チャレンジ感のある補強である。このロマックの補強は今のところバルディリスの退団と合わせて今オフで一番大きかった動きだろう。
外国人助っ人をおさらいしておこう。
チーム筆頭格はロペスである。リフレッシュして来年も攻守に渡るチームの屋台骨となってほしい。次に残留の決まっているエレラ。終盤肩の違和感で離脱した、大事ではない模様。ハマスタでの安定感は抜群だっただけに来季も同様の活躍を期待したい。
そしてモスコーソ。今シーズンは不本意な結果に終わってしまった。あの雨の登板がなければ、今でもなんども思い返す好調の中に走った亀裂のようなものだった。もう一度昨年のような活躍を期待したい。
加えて今回のロマックの4人となる。
まだ枠には余裕がある。ジーモと同様の先発型タイプの選手がいても良いのではないか?と思う。
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実はこのロマックと巨人、久保投手の獲得以外目立った動きが出ていない。ロマックを取ったことで今江やルナ、クルーズ取り参戦の芽はなくなったが、それくらい活躍を計算できる選手がもう少し欲しいところである。
2016シーズン in
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