福岡ソフトバンクホークスの松田宣浩選手。
海外FA権を取得して、メジャー挑戦を含めたその動向が非常に注目されていました。
松田選手自身もいろいろ悩み抜いての決断だと思われますが、このたび福岡ソフトバンクホークスへの残留を決めたようです。
ソフトバンクから海外FA権を行使し、メジャー移籍を視野に入れていた松田宣浩内野手(32)が残留の意思を固めたことが23日、分かった。24日に発表される。パドレスからオファーを受けるなど海外に気持ちは傾いたが、最終的に「ホークス愛」が上回った。今季まで同僚だった松中の背番号「3」への変更も希望している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151224-00000002-nksports-base
このタイミングで残留ということはあと数年ホークスの顔として活躍する松田宣浩の姿が見れそうですね。
日本人野手、松田宣浩選手のメジャー挑戦
途中報道されていたように「日本人野手の評価を覆したい」というもの挑戦して欲しかったと思います。松田選手はキャリアハイの成績を残しており、2連覇も果たしチームの顔、熱男としての役割も果たした。万を持してというところでした。
松田選手は人気があり好感度も高く見ていて面白い選手はあるので日本球界に残ってくれることは嬉しくもあるのですが、その反面複雑な気分でもありますね。
日本人野手の評価を覆す以前の問題であまりに良い契約がなかったのも一つの原因でしょうか?
傍から見ていると「一年くらいチャレンジしてホークスへ帰ってきても良いのでは」と思っていたのですが・・・。MLB帰りの日本人野手は実績に関わらず給料下がらない傾向にあるし、和田の例もあるし。
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野手は投手に比べて遅咲き、FAを取得するころには年齢的に30歳を過ぎてしまう。新しい環境への適応ということを考えると難しいのかもしれません。制度的な問題もありありそうです。昨年の鳥谷選手と同じようなパターンに見えます。
スワローズの山田選手あたりが順調にキャリアを重ねて挑戦するまで日本人野手のMLB選手は現れないかも知れませんね。
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福岡ソフトバンクホークス 2016年チーム編成
結局松田は残留でした。
主力の退団はロッテに加入することにスタンリッジと松田と同じくMLB挑戦を掲げていてる李大浩選手。ただ李大浩選手もMLBの契約を取得するには雲行きが怪しそうです。「MLBとの契約が不発なら韓国球団で」という報道もありますが、ミラクルの残留があるかも知れません
ホークスは今シーズン圧倒的な強さでリーグ優勝を果たし、そのままの勢いでポストシーズンゲームを制しました。松田、李大浩の流出で戦力減が予見されており、来季はもう少し混戦になるのでは? と期待されていましたが松田の残留は大きいですね。
和田投手の復帰もあり、戦力は均衡しているようにも見えます。他のチームは苦しいところ。2016年もホークスの独走になってしまいそうな予感がしますが、果たして。
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