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【2017年版】 扇風機の選び方 ~ 買うべきおすすめの扇風機・サーキュレーター・タワーファン

暖かくなってきた、というより早くも夏の気候を感じる熱い日が増えてきた。暑くなってくるとエアコンで温度調整をしてしまいがちだ。しかし近年は扇風機の進化も著しい。

生活空間に馴染むお洒落なデザインのものや、様々な機能がついたもの、これまでにない機構を持つタイプのものが出てきている。エアコンの省エネ化も進んでいるとはいえ、扇風機には劣る。

少し前にくらべて扇風機活躍の場が増えてきたように思う。体にもやさしく、財布にもやさしい。家族一人一台持っても良いサイズでもある。

2017年、流行の扇風機や定番の扇風機。どのようなものを買うべきなのか? おすすめの扇風機と機能を様々に紹介していく。なお商品のリンク先はAmazonとなっている。安く手早く届けてくれるのもAmazonの魅力だ。

扇風機の選び方

その前に軽く扇風機の選び方をおさらいしておこう。扇風機にはいくつかのタイプが存在する。

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通常の扇風機、小型タイプ、サーキュレータ、タワー型扇風機、ダイソンタイプなどさまざまである。昔に比べてインテリアにも溶け込みやすく、利用シーンに応じた機種が発売されるようになった。

さらに近年の高性能化要因としてあげられるDCモーター式と呼ばれるタイプの登場だ。従来のAC(交流)方式では難しい風量の微調整や省エネ運転が可能なタイプだ。

DCモータータイプは高級品の位置づけだ。そよ風のような微風が可能であり、風量調節が細かく機器、省エネで動作音も静かだ。代わりに値段が高い。

DCモーターのメリットまとめ
  • 消費電力が少なく済む
  • 風量の多段階コントロールが可能
  • 自然に近い風を実現

DCモーター機は中級から高級機という位置づけになる。各社ともにサーキュレーション機能や人感センサーなど直接的なDCの特徴ではないが付加価値の高い機能を盛り込んでいることが多い

旧来のACモータータイプにもメリットがある。壊れにくく値段が安価なため導入しやすい。予算に応じて双方のメリットを勘案しながら選択すると良いだろう。

選び方のポイント① モーター

あらためて。一番のトピックがモーターのタイプだ。従来型のACモータータイプは安価に手に入れることができる。そして機能差は少ないため見た目や価格が選び方の主眼となる。DCモータータイプは高価だが様々な機能がついている。近年登場したDCモーターは性能が良くなっている。

選び方のポイント② 首振り

首振りも実は心地よさを左右する重要な機能となる。左右は一般的だが上下方向への首振り機構を持つ機種が出ている。

選び方のポイント③ タイマー機能

安いものはタイマーがついてなかったりするので注意が必要だ。値段があがるほど電源ONもタイマーでコントロールできるようになる。

通常の扇風機

まずはオーソドックスな通常の扇風機から見ていこう。後述する小型、サーキュレーションと呼ばれるものも増えているが、ある程度の高さでて首ふり機能があるこのカテゴリーの製品も相変わらず人気だ。そして地味であるが確実に進化を遂げている分野でもある。

山善(YAMAZEN) 30cmリビング扇風機

基本となるのは山善の30cmリビング扇風機。山善はホーム家電のメーカーでありしっかりした作りが特徴。足元の押しボタンスイッチで操作する一番シンプルなこのタイプ、値段は4000円前後で購入できる。

デザインもシンプルでどこにも馴染む。ファンの直径は30cm。風量三段階調整で高さの調節も可能。安い扇風機は高いものに比べて、風量が足りなかったり音がうるさかったりするが本製品は基本的には問題がない。さすが山善。

サイズ:幅37×奥行34×高さ67-87cm
本体重量:2.9kg
コード長さ:約1.6m
操作方法:押しボタンスイッチ式
消費電力:46/48W  

「組み立て式」であるが簡単に組み上がる。逆にオフシーズンはコンパクトに分解して収納できるメリットであるとも言える。普通の扇風機が欲しい方はコレを選んでおけば問題ない。

山善(YAMAZEN) 30cmリビング扇風機

リモコン付き。こちらは上記の操作系をリモコンにしたものだ。紛失するリスクがあるが、リモコンは動作は便利である。リモコン無しの通常版よりも1000円ほど売価が高い。

山善(YAMAZEN) 30cmリビング扇風機 (リモコン)(風量3段階) タイマー付 ホワイトブルー YLR-C30(WA)

リモコン・有り・無しともにYAMAZENの製品であるが、様々なカラーバリーエションがある。このようにやさしい色合いのいかにも扇風機っぽいカラーも用意されている。ブラックやブラウンといったシックなものもある。

 

ハイポジション扇風機

近年よく見かけるタイプの扇風機がハイポジションタイプ。背が高いタイプだ。高さが1m前後と通常のものより高い。

メリットとしてはそのままだが高い位置に風が当たる点。風呂あがりや椅子に座っているときにもしっかりとピンポイントで風を受けることが出来る。普通の扇風機を高い台の上において利用する人も多いだろう。それを元から解決できる。

そして背が高いとなんとなくお洒落見える。スマートで新しい雰囲気を醸し出すも特徴。デザイン面でのメリットもある。

トヨトミ ハイポジション扇風機 

こちらはトヨトミのハイポジション扇風機。オシャレなダークウッド調の色合いと9枚の羽の見た目のインパクトが大きい。9枚の羽は風量を心地よくする効果もある。そしてこの機種はDCモーター搭載である。風量はなんと32段階の調整が可能。人感センサーを搭載しており節電効果も期待できる。 とてもハイエンドと言って良い機種だ。

高級扇風機

扇風機といえばエアコンよりも安価な冷暖房器具というイメージだが、高級化も進んでいる。

バルミューダ DCモーター GreenFan

気鋭の日本メーカーであるバルミューダ社をご存知だろうか? 白物家電というジャンルにITガジェットのような現代的センスを持ち込んで人気を博しているメーカーである。こちらのDCモーター扇風機、GreenFanはなんと3万5千円超!という高級機だ。  

コードレス化するバッテリーオプションも人気である。

ダイソン

一世を風靡したダイソン羽のない扇風機。デザインのユニークさと驚きはもちろん、扇風機の羽という子供にとっては危険となるものを取り除いた安全性をあわせもつ製品である。さらにこちらは空気清浄機能がついた超高級扇風機。実売価格は現在のところ6万円オーバー。

スリムタワーファン

 徐々に増えてきたのがタワー型でスリムな扇風機。見た目的には羽が見えない。特徴はとても省スペースで運用できること。通常の扇風機というのは非常に場所を取るものである。首振り動作をするためには家具の近くに置けない。その問題を解決するのがこのカテゴリーの製品。

接地面積が小さく持ち運びやすくてデザインにこだわったものが多いのも特徴。デメリットとしては動作音が大きいことが上げられる。

 アイリスオーヤマ タワーファン TW-120AR-W
アイリスオーヤマ タワーファン 高さ100cm ホワイト TW-120AR-W

アイリスオーヤマ タワーファン 高さ100cm ホワイト TW-120AR-W

 

アイリスオーヤマのシンプルなデザインのタワーファン 。リモコン搭載。タワーファンの問題点と言えば音。デザインは良いがそのデザインからくる箱鳴りがすることも多い。しかし当機は比較的きにならないレベルのようだ。

小型扇風機・サーキュレーター

こちらも近年よく見かけるようになったサーキュレーターと呼ばれるタイプ。人体に直接風をあてて涼む扇風機とは少し考え方が異なる。部屋の空気を循環させる機能を持つ。

Vornado サーキュレーター

こちらはVornadoのサーキュレーター。しっかりした作りだけに良い価格がする。エアコンをつけなくても風が回っているのが分かる。季節は夏だけでなく冬も使える。首を90度上向けにも出来るので暖房の暖気を降ろす用途にもつかえる。もちろん扇風機のように使っても問題ない。

アイリスオーヤマ サーキュレーター
アイリスオーヤマ サーキュレーター 8畳 首振り 静音 PCF-HD15-W

アイリスオーヤマ サーキュレーター 8畳 首振り 静音 PCF-HD15-W

 

 上のVornadeのサーキュレーターは高級品に位置するが、こちらアイリスオーヤマのサーキュレーターは普及価格帯。首振り機能と静音性が売り。

おわりに

扇風機は様々に進化を遂げている。エアコンのある部屋で使うならば空気の循環を良くするサーキュレーター、寝室など夜に使うならばDCモーター扇風機という感じで用途にわけて検討するのが良い。