KCJK 気になる調査と実践の記録

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TVドラマ「下町ロケット」 第8話 感想 ~ 「ガウディ計画」と「ロケットエンジンバルブ」、二つの事業に立ちはだかる難題!どうする?

毎週日曜日のお楽しみTBSのテレビドラマ「下町ロケット」第8話が放送されました。次から次へ襲いかかる難題を皆で解決していく。厳しい環境にもかかわらずこんな感じで仕事が出来たら気持ちがいいだろうなーとどこかしら自分を重ねて見ることも多い。そんな感じで共感を得るドラマだと思います。

出ている俳優さんもいい仕事するんですよね。今回も面白かった。あっと言う間の60分でした。ガウディ計画プロジェクトと帝国重工のロケットバルブ、二つの案件がどうなるのか? 振り返ってみましょう。

下町ロケット2 ガウディ計画

下町ロケット2 ガウディ計画

 

下町ロケット 第8話 あらすじ

公式サイトであらすじが発表されています。見てみましょう!

一度は挫折しかけた人工弁の開発に、気持ちも新たに取り組む決意を固めた立花(竹内涼真)と加納(朝倉あき)、鈴木(堀井新太)ら。そんなある日、桜田(石倉三郎)から資金繰りが行き詰まったことを聞かされた佃(阿部寛)は、ガウディ開発チームほか、山崎(安田顕)を集めてミーティングを行う。自社の開発資金が持ち出しの状態ではリスクが大きいと殿村(立川談春)は心配するが、佃は開発を進めるようガウディチームに伝えた。
一方、帝国重工のコンペまであと三週間と迫っていた。ロケットエンジンのバルブ供給は佃製作所にとってビジネスの本丸であり、絶対に奪われてはならない。打倒、サヤマ製作所に燃える佃製作所の面々だったが、突然、帝国重工の富山(新井浩文)から、燃焼試験の日取りを一週間早めてほしいと佃に連絡が入る。猛然と抗議する佃だったが日程を戻すことはできず、埜村(阿部進之介)らバルブ開発チームは、短縮されたスケジュールでコンペに臨むことに…。
そんな折、ある開発がようやく形になり、その試作品を披露するため佃は財前(吉川晃司)を会社に招く。

http://www.tbs.co.jp/shitamachi_rocket/story/s8.html

 

前回は行き詰まっていた人工弁の開発。再びやる気を取り戻した開発チームが描かれていた。一方資金難による開発プロジェクトのリスクも顕在化している。しかもPMEA監査官もサヤマの手が回っている厳しい状況。

そして佃製作所のメイン事業であるロケットエンジンバルブのコンペも近づいていた・・・。

ガウディ計画とロケットエンジンバルブのプロジェクト二つが進んでいく今回の話。

課題
  • PMEAの面談を通過すること
  • バルブ燃焼試験で良い結果を出すこと
  • 桜田、佃製作所の資金繰り

ガウディも大切だが、メイン事業のロケットバルブも大切なもの。

サヤマ製作所の差金により、バルブ燃焼試験が一週間前倒しになると一方的に連絡が入る。ずいぶんと椎名が暗躍しているようだ。

しかし、佃はメンバーたちのがんばりを見て決意する。帝国重工の財前に新型シュレッダー装置を見せる。

このシュレッダー装置を足がかりに、ガウディ計画への支援を申し出る。帝国にスポンサーになってもらえば心強いという算段だ。

財前も帝国重工内部の調整に終始する。医療機器部門と宇宙開発部門を連携してロケット開発の次にガウディ計画の支援はできるという判断。

 

極限のスケジュールの中、メンバーたちは最後まで全力を尽くして迎えたバルブ燃焼試験。サヤマ製作所のバルブに比べて、佃製作所のバルブの方が性能は良かった。結果は追い風になるはずだった。

しかし、帝国重工の調達グループ部長の石坂からは共同開発しているサヤマを採用すべきと邪魔される。そして運命の結果発表・・・

 

佃製作所のロケットバルブは・・・不採用となってしまう・・・

 

同時にガウディ計画の夢も潰えた状況になる。

社員の前では「技術では負けていない」とハッパをかける佃だったが・・・

謝る財前とロケットエンジンの前で再び帰ってくることを誓うのだった・・・

 

一方、ガウディのライバルコアハートは順調か?!

いよいよ臨床試験が始まっていた。しかしコアハートの部品に問題があることに気づいたのはもと佃製作所の中里だった・・・。果たしてどうなるか?

 

行方を案ずるガウディ計画の真野、一村医師、真野社長の三人が佃製作所を訪れる。スポンサーとなる帝国重工がなくなったことで計画が停止されると予測した面々だったが・・・

佃製作所の炎は消えていなかった。佃製作所の開発は続いていた。引き続き挑戦することが決まった!!

 

コアハートの臨床試験は最悪の結果を招く。被験者の心肺が停止してしまう。責任者の貴船は叫び声を上げて次週へ・・・!

感想

今回もとても熱かったです

バルブ燃焼試験は技術では勝っているのに政治力により採用されない。日頃思い当たることもあるこのシーンがとても響きました。

だがそこで折れるような佃製作所の面々ではない。これまでの困難を乗り越えてきた経験により強くなっているんですね。

そして財前さんと石坂のやりとりも同じ組織の中でこういったことが起こる。決して望ましいことではなく非効率的なんだけど、やっぱりあるあるとうなずいてしまいます。この状況でどう立ち向かうか? 挑戦を誓う財前さんと佃、二人の大人が格好良かった。

 次週もほんと楽しみですね!

*最終回の感想はこちら!
TVドラマ 「下町ロケット」 第10話 感想 ~ 最終回、25分拡大スペシャル! - 気になる調査と実践の記録

次週

次週のあらすじももう公開されています。公式さん、仕事が早い!

佃製作所を裏切った中里くんがカギを握ることになりそうです。

いよいよ臨床試験が開始された貴船(世良公則)の「コアハート」だったが、その記念すべき一人目の患者・小西(児島功一)の容態が急変し、死亡。貴船は「初期対応に誤りはあったにしろ、コアハートに問題は無かった」と結論付け、責任を弟子の巻田(横田栄司)に負わせ、臨床試験の再開を目論む。
一方、技術面では勝りながらも、人工心臓に続きロケットエンジンのバルブ供給までも、サヤマ製作所に横取りされてしまった佃(阿部寛)たち。もはや“ロケット品質”を名乗れなくなってしまった佃製作所は、取引先から取引縮小の連絡が相次ぎ、会社は岐路に立たされていた。そんな佃製作所にある日、咲間(高島彩)という女性が現れ、当事者しか知りえない「コアハート」について、佃や山崎(安田顕)に意見を求める。一体、その真意とは!? 

貴船がまたしても悪事をはたらくようです。そして佃製作所としては帝国重工バルブの余波は大きかった模様ですね。コアハート絡みでも動きがあるようです。

復習

見逃した方や録画が漏れてしまった方に朗報です!今回放送された第8話、動画は公式で無料で見ることができます。期間は一週間です。

下町ロケット 第8話|TBS FREE by TBSオンデマンド|TBSテレビ

これまでの放送も全話TBSオンデマンドにて配信されているのでチェックしてみてください。

 原作である「下町ロケット2 ガウディ計画」の 小説は発売されたばかり、続きが読みたい方はチェックしてみるのも良いでしょう。合わせてみるとより楽しめると思います。

下町ロケット2 ガウディ計画

下町ロケット2 ガウディ計画

 

 1話から6話までの原作に相当する「下町ロケット」 はこちらです。

下町ロケット

下町ロケット

 

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